フロリダマミズヨコエビとは? わかりやすく解説

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フロリダマミズヨコエビ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/01/13 14:50 UTC 版)

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フロリダマミズヨコエビ
分類
: 動物界 Animalia
: 節足動物門 Arthropoda
亜門 : 甲殻亜門 Crustacea
: 軟甲綱 Malacostraca
亜綱 : 真軟甲亜綱 Eumalacostraca
上目 : フクロエビ上目 Peracarida
: 端脚目(ヨコエビ目) Amphipoda
: マミズヨコエビ科 Crangonyctidae
: マミズヨコエビ属 Crangonyx
: フロリダマミズヨコエビ C. floridanus
学名
Crangonyx floridanus
Bousfield, 1963

フロリダマミズヨコエビ(学名:Crangonyx floridanus)は、端脚目マミズヨコエビ科に分類されるヨコエビの一種。

分布

アメリカ南東部を原産地とする[1]。記載地はフロリダ州ハイランド郡である[1]

アメリカの他地域(コロラド州オレゴン州カリフォルニア州)、日本(本州、四国、九州)に導入されて定着している[1]。日本での初記録は、1989年に古利根沼から利根川に流れる河川から見つかった個体である[1]。分布が確認されている地域は28都道府県におよぶ[1]

特徴

体長約4-8mm。ニッポンヨコエビなど他の種とは、第1触角副鞭が2節である点で区別できる[1]。また、胸鰓はあるが、副鰓はみられず、第3尾肢の尾節板は切れ込まない[1]

河川中・下流域のやや汚濁した環境や、25℃を超える水温でも生息ができる[1]

参考文献

  1. ^ a b c d e f g h 金田彰二・倉西良一・石綿進一・東城幸治・清水高男・平良裕之・佐竹潔「日本における外来種フロリダマミズヨコエビ(Crangonyx floridanus Bousfield)の分布の現状」、『陸水学雑誌』第68巻第3号、2007年、 449-460頁、2012年8月25日閲覧。

 

   




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