フランソワ・リシャール・ド・トゥサックとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > フランソワ・リシャール・ド・トゥサックの意味・解説 

フランソワ・リシャール・ド・トゥサック

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2015/11/06 09:32 UTC 版)

フランソワ・リシャール・ド・トゥサック(François Richard de Tussac 別名 Chevalier de Tussac、1751年 - 1837年)は、フランス博物学者である。西インド諸島の植物に関する著書で知られる。

略歴

「アンティルの植物」の図版
(画)P.A.ポワトー

ポワトゥー=シャラント地域圏ポワトゥーで生まれた。海外に資産を持つ家の出身である。1786年に、カリブ海の島、マルティニークに渡り、数年間を植物を収集して過ごした後、ハイチ植物園の学芸員となった。ハイチでは2,000に及ぶ図版を描いたが1802年のハイチ独立戦争の中で、消失し失われたが、標本や文書は残された。1802年にジャマイカを訪れた後、フランスに戻った。1816年から1826年までアンジェ植物園(Jardin Botanique d'Angers)の園長を務めた。「アンティルの植物」("Flore des Antilles, ou Histoire générale botanique, rurale et économique des végétaux indigènes des Antilles")4巻は1808年から1827年の間に出版され、フォリオ版の豪華本で、当時の有名な植物画家が図版を描いた[1][2]

ヘゴ科のシダ類 Cyathea tussaciiなどに献名されている。

アンジェ植物園

著作

参考文献




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「フランソワ・リシャール・ド・トゥサック」の関連用語

フランソワ・リシャール・ド・トゥサックのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



フランソワ・リシャール・ド・トゥサックのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのフランソワ・リシャール・ド・トゥサック (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS