フランス国鉄TGS気動車とは? わかりやすく解説

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フランス国鉄TGS気動車

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/07 02:54 UTC 版)

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TGSTurbine à gaz spécial)はフランス国鉄初のガスタービンエンジンを用いた気動車である。1967年に試作編成が製造され、動力車はX 4365、付属車はXR 8579の形式名が付与されている。

試作編成は若干調整され、空気力学に基いた流線型の鼻が追加されるなどした。付属車は810KWのタービンを装備する車両に変わった。試作編成はもともと、"TGV"と呼ばれていたがその後、1970年代に試験的に運行を始めていたパリシェルブール間のガスタービンの試作車系列 ETG (Elements gas turbine) に合わせて「特別ガスタービン車」を表すTGSと言う名称になっている。

様々なトライアルを経て、最高速度は250km/hを上回るようになる。その後は団体客などのグループ客用の列車に運用された。

諸元

  • 編成名 - TGS
  • 所有 - フランス国鉄
  • 製造 - ANF/チュルボメカ/フランス国鉄
  • 形式 - X 4365 + X 2061/TA 101 + TAD 102
  • 製造年 - 1967年
  • 最高速度 - 250km/h
  • 編成長 - 44.35m
  • 編成構成 - M1 + M2
  • 出力 - 330kW(X 4365)/810kW(X 2061)
  • 燃料 - ケロシン
  • 定員 - 2等 60名+1等28名(サロン6名)
  • 重量 - 38,5t(X 4365)+ 37,4t(X 2061)

関連項目




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