フニン県とは? わかりやすく解説

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フニン県

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/01/12 18:00 UTC 版)

フニン県

Región Junín


印章
フニン県の位置
ペルー
県都 ワンカヨ
面積
 • 合計 44,197.23 km2
人口
(2017年)
 • 合計 1,246,038人
 • 密度 28人/km2
等時帯 UTC-5 (ペルー時間)
ISO 3166コード PE-JUN
ウェブサイト www.regionjunin.gob.pe

フニン県(フニンけん、スペイン語: Región Junín[1])は、ペルーの中央高地にあるである。 その中心地はワンカヨである。

地理

この県にはきわめて異質な地形(en)がある。リマ県との県境近くに位置する西の山脈は、山頂が雪や氷で覆われている。東には、標高の高い台地アルティプラーノ)で終わる高地の氷河の谷がある。フニン高原 (Junín Plateau) はラ・オロヤ (en) 市とセロ・デ・パスコ市の間に位置している。

県の人口の多くは、ワンカベリカ県との県境まで広がるマンタロ谷 (en) に集中している。東の方、熱帯雨林の寸前には、きつく傾斜した山腹に、高度の低い雲の下の森林によって覆われた、狭くて深い峡谷が数多くある。

ワイタパヤーナ山群は県の南の中央部にある。この山群に、この地域で地震が発生する原因となる大断層が存在する。 高地のジャングル、そして、Tulumayo川とPaucartambo川、ペレネー川(en)、エネ川(en)の浸食によって形をつくられたとても長い谷が、県の東部にある。

ペルー国内で最も大きな、フニン湖(en)は、パスコ県に属する北端部を除き、フニン県内にある。トロモチョ山も県内にある。

隣接地域

フニン県は北においてはパスコ県、北東においてはウカヤリ県、東においてはクスコ県に接している。マンタロ川(en)[2]は、南でアヤクーチョ県とワンカベリカ県との県境となる。そして、西においてはリマ県との県境となる。

気候

フニン県の年間平均気温は摂氏13.1度(華氏56度)、最高気温は摂氏17度(華氏62度)、最低気温は摂氏0度(華氏32度)である。 雨季は11月から4月まで、熱帯地域では12月から3月まで続く。

行政区画

行政区画は9つの郡(英語:provinces。スペイン語:provincias、単数:provincia)に分けられる。それらは123の地区(英語:districts。スペイン語:distritos、単数:distrito)から構成される。

郡は以下の通りである。

郡名 中心地
Chanchamayo La Merced
Chupaca Chupaca
Concepción Concepción
Huancayo Huancayo
Jauja Jauja
Junín Junín
Satipo Satipo
Tarma Tarma
Yauli La Oroya

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ Portada” (スペイン語). Gobierno Regional Junín (2015年7月13日). 2015年9月16日閲覧。
  2. ^ アマゾン川の支流。

関連項目

外部リンク




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