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フィンシリウス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/02/20 06:14 UTC 版)

フィンシリウス
基本情報
経歴
起工 2022年4月1日[1]
進水 2022年8月30日[2]
竣工 2023年7月18日[3]
要目
総トン数 65,692 トン[3]
載貨重量 11,980 トン[3]
全長 235.6 m[3]
33.3 m[3]
主機関 ディーゼル+バッテリー・エレクトリック[3]
ヴァルチーラ 46F型ディーゼル)[2]
出力 28,800kW[3]
最大速力 21.0ノット[3]
航海速力 16.3ノット[3]
旅客定員 1,100名[3]
車両搭載数 トラック約300台、乗用車約200台[2]
車両レーン長5,200m[3]
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フィンシリウスFinnsirius)は、フィンランドのフィンラインが運航しているフェリー[3]

概要

2020年にフィンラインはスーパースター・クラス2隻を発注[2]、その1番船として中国の招商局金陵船舶(威海)で建造され、2023年7月18日に引き渡された[3]。 9月15日からナーンタリ~ラングナス(オーランド島)~カペルシャー航路に就航[3][4][5]

本船はフィンラインの最大船で、従来船より貨物車両積載数が約24%、船客定員がほぼ倍に増加[3]、かつ初のハイブリッド・フェリーで、高性能バッテリー、陸上給電設備を装備して港内ゼロ・エミッション化を図っている[3]。 また、空気潤滑システム、廃熱リカバリー装置等も備えている[3]

その後、同年12月に同型2番船が建造された[4]

同型船

  • 2番船 「フィンカノープス(Finncanopus)」
2023年12月竣工[3][4]

参考文献

  • 海人社『世界の艦船』2022年7月号 No.975
  • 海人社『世界の艦船』2022年12月号 No.985
  • 海人社『世界の艦船』2023年10月号 No.1003
  • 海人社『世界の艦船』2024年7月号 No.1021

脚注

  1. ^ 『世界の艦船』2022年7月号、p.171
  2. ^ a b c d 『世界の艦船』2022年12月号、p.170
  3. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r 『世界の艦船』2023年10月号、p.129
  4. ^ a b c 『世界の艦船』2024年7月号、p.154
  5. ^ Premiär för Finnlines nya fartyg M/S Finnsirius i Kapellskärs hamn”. STOCKHOLMS HAMNAR. 2025年2月20日閲覧。



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