フィリップ・プティとは? わかりやすく解説

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フィリップ・プティ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/09/10 07:52 UTC 版)

2009年撮影

フィリップ・プティPhilippe Petit1949年8月13日 - )はフランス大道芸人セーヌ=エ=マルヌ県ヌムール出身。世界各地の有名高層建築物を無許可で綱渡りする事で知られる。

彼の名を一躍有名にしたのは、1974年8月7日ニューヨークワールドトレードセンターの2つのタワーの間を綱渡りしてニューヨークの市民を驚かせた事である[1] 。 彼はその後、チャリティとして綱渡りを行うことに同意したため起訴を免れ、展望デッキの永久無料パスを受け取った[2][3]

題材とした作品

  • 綱渡りの男 (絵本)英語版』 - モーディカイ・ガースティン英語版作の2003年の絵本で、ワールドトレードセンターでの綱渡りを描く。2005年日本語訳出版[4]
  • マン・オン・ワイヤー』 - プティ自身が著したノンフィクション。2008年、ドキュメンタリー映画化。
  • Let the Great World Spin - コラム・マッキャン英語版の小説。2009年発表。ワールドトレードセンターの2つのタワーの間をプティが綱渡りでわたる様子を聞くため、パロアルトからARPANET経由でニューヨークの電話ボックスに接続するシーンがある。
  • ザ・ウォーク』 - プティのワールドトレードセンターでの綱渡りを映画化した2015年の映画。ジョセフ・ゴードン=レヴィットがプティを演じた。ゴードン=レヴィットはプティ本人の指導のもと綱渡りの猛特訓を受けた。

脚注

  1. ^ Lichtenstein, Grace (8 August 1974). “Stuntman, Eluding Guards, Walks a Tightrope Between Trade Center Towers”. The New York Times. http://select.nytimes.com/gst/abstract.html?res=F50B12FA35581A7493CAA91783D85F408785F9&scp=7&sq=%22Philippe+Petit%22&st=p 18 April 2008閲覧. "Combining the cunning of a second-story man with the nerve of an Evel Knievel, a French high-wire artist sneaked past guards at the World Trade center, ran a cable between the tops of its twin towers and tightrope-walked across it yesterday morning." 
  2. ^ French daredevil recalls the gamble he took with Twin Towers tightrope stunt” (英語). Daily Record. 2023年1月31日閲覧。
  3. ^ “Aerialist a Hit in Central Park” (英語). The New York Times. (3 August 1974). ISSN 0362-4331. https://www.nytimes.com/1974/08/30/archives/aerialist-a-hit-in-central-park.html 21 February 2020閲覧。 
  4. ^ モーディカイ・ガースティン 著、川本三郎 訳『綱渡りの男』小峰書店、2005年8月。 ISBN 978-4-338-20204-6 

外部リンク

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