ファロファとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > ファロファの意味・解説 

ファロファ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/15 02:57 UTC 版)

ファロファ

ファロファ(Farofa)は、炙ったキャッサバの粉の混合物である[1]。主にブラジル国内で食べられ、ふりかけないし付け合わせ的な副食材として用いられる。

概要

袋詰めされ市販されているが、各々のレシピで家庭でも作られる。食塩、燻製肉、スパイスが加えられることが多い。混合物の粒度は、ブルグルクスクス程度から、食卓塩程度の細かいものもある。非常にスモーキーで若干塩味があり、シュハスコシチューの肉の味を引き立たせる。

ブラジルでは、生のキャッサバ粉をバター、食塩、ソーセージ、オリーブ、タマネギ、ニンニク、固ゆで卵、ベーコンとともに、黄金色になるまで炙る。フェジョアーダ[1]やシュハスコには欠かせない付合せである。またブラジルでは、鶏肉の中に詰めて料理に使うこともあるが、その際にはレーズン、ナッツ、リンゴやバナナ等の果物のみじん切りを加える。

ファロファはメインコースと共に提供され、食べる前に味付けのために上に振りかけたり、それ自体を付合せとして食べたりする。コメが一緒に食べられることも多い。

西アフリカでは、キャッサバ粉を使ったガリとして知られる料理がある。

出典

  1. ^ a b Zeldes, Leah A. (2010年2月3日). “Eat this! Hearty Brazilian feijoada, just in time for Carnival!”. Dining Chicago. Chicago's Restaurant & Entertainment Guide, Inc.. 2010年2月5日閲覧。

関連項目




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ファロファ」の関連用語

ファロファのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ファロファのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのファロファ (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS