ファシリテーション・グラフィックとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > ファシリテーション・グラフィックの意味・解説 

ファシリテーション・グラフィック

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/28 08:08 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動

ファシリテーション・グラフィック(ファシグラと略すこともある)とは、ファシリテーションを行う時、「何について(議論の対象)、どのように(議論の構造)話しているか」参加者の認識を一致させるために、発言を記録・図式化したもののこと。色々な手法がある。ただしこれは日本でのみ使われている造語で、英語で正しくはグラフィック・ファシリテーション英語: graphic facilitation)という。

各種の会議やまちづくりワークショップなどの場面で活用される。ホワイトボード、模造紙などを使い、その場の参加者全員に見えるように記録をとっていくことで、下記のような効果が期待できる。

  1. 話の流れを俯瞰でき、論点がわかりやすくなる。
  2. 触発されて新しい意見やアイデアが生まれやすくなる。
  3. 感情的な論争をさけることができる。
  4. 冗長な発言や繰り返しを減らすことができる。

一般的な「書記」の役割と重なる部分も多いが、単なる発言内容の記録にとどまらず会議の進行や論点整理などプロセスに関与する点が「ファシリテーション」の一手法であるとされる。

関連項目

参考文献

  • 堀公俊、加藤彰『ファシリテーション・グラフィック:議論を「見える化」する技法』日本経済新聞社、2006年。ISBN 9784532312886



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ファシリテーション・グラフィック」の関連用語

ファシリテーション・グラフィックのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ファシリテーション・グラフィックのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのファシリテーション・グラフィック (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS