ファイサルフサイニー国際スタジアムとは? わかりやすく解説

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ファイサル・フサイニー国際スタジアム

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/07/12 17:38 UTC 版)

ファイサル・フサイニー国際スタジアム
施設情報
所在地 ヨルダン川西岸地区アッ=ラーム, アル・ハラミ・シュクナ通
位置 北緯31度50分51秒 東経35度13分49秒 / 北緯31.847508度 東経35.230254度 / 31.847508; 35.230254座標: 北緯31度50分51秒 東経35度13分49秒 / 北緯31.847508度 東経35.230254度 / 31.847508; 35.230254
開場 2008年10月26日
所有者 パレスチナ自治政府
運用者 パレスチナサッカー協会
グラウンド 人工芝
ピッチサイズ 105m×68m
建設費 257万ドル(改修費用)
使用チーム、大会
ウェストバンク・プレミアリーグ
サッカーパレスチナ代表
収容人員
12,500

ファイサル・フサイニー国際スタジアムアラビア語: ملعب فيصل الحسيني الدولي‎、: Faisal Al-Husseini International Stadium)は、パレスチナヨルダン川西岸地区のアッ=ラームにある多目的スタジアムであり、パレスチナの国立競技場である。

概要

スタジアム名は、アミーン・フサイニー又甥であり、パレスチナ解放機構設立に尽力するなど多大な功績を残し2001年にこの世を去ったファイサル・フサイニー(英語版の記事)に由来する[1]。収容人数は12,500人[2]2008年に、パレスチナのファイヤード首相の要請を受けたFIFAのFIFAセカンドゴールプロジェクトにより、フランス政府とサウジアラビアサッカー連盟の協力もあり人工芝のピッチが整備された[3]。整備が完成した2008年10月26日には、サッカーパレスチナ代表ヨルダン代表との親善試合を行なっている[4]。2009年10月29日には、満員の観衆の中サッカーパレスチナ女子代表ヨルダン代表との初めてのホームでの国際試合をこのスタジアムで開催している[5]

主にサッカーの試合に用いられる。ウェストバンク・プレミアリーグに所属する数チームがホームスタジアムとして使用する他、サッカーパレスチナ代表のホームスタジアムとしても利用される。

2011年3月9日には、ロンドンオリンピックサッカーアジア予選タイ戦で使用されている[6]。また、2014 FIFAワールドカップ・アジア1次予選アフガニスタン戦でも使用されている[7]

交通アクセス

ラマッラーの中心街からタクシーで約30分。近くにアタロット空港(英語版の記事)がある。

脚注

  1. ^ Jordan ties Palestine in historic match Jordan Times, 2008年10月27日掲載、2012年3月11日閲覧。
  2. ^ Faisal Al-Husseini International Stadium soccerway.com
  3. ^ Goal Programme - Palestinian Football Association - 2000 FIFA.com 2012年3月11日閲覧。
  4. ^ Palestine to play 1st match in home stadium ynetnews.com, 2008年10月26日掲載、2012年3月11日閲覧。
  5. ^ Palestine women tie Jordan in soccer first Ma'an News Agency, 2009年10月28日掲載、2012年3月11日閲覧。
  6. ^ Palestinian footballers in bittersweet Olympic match BBC.co.uk 2011年3月9日掲載、2012年3月11日閲覧。
  7. ^ Palestinians play first World Cup qualifier at home BBC.co.uk 2011年7月3日掲載、2012年3月11日閲覧。

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