ピュルサーとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > ピュルサーの意味・解説 

ピュルサー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/06/01 15:12 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動
ピュルサー
Pulsar
ピュルサー(1976年)
基本情報
出身地 フランス リヨン
ジャンル プログレッシブ・ロックスペース・ロックサイケデリック・ロック
活動期間 1974年 -
レーベル CBSムゼア、サイプレス・ミュージック
公式サイト www.myspace.com/thepulsarband
メンバー ジャック・ロマン
ヴィクトル・ボッシュ
ジルベール・ガンディル
ローラン・リシャール
ルイ・パラリス
旧メンバー フィリップ・ロマン
ミシェル・マッソン

ピュルサー[1]Pulsar)は、フランスプログレッシブ・ロック・バンドであり、ピンク・フロイドキング・クリムゾンのほか、グスタフ・マーラーのようなクラシックの音楽家や作曲家などの影響を受けている。

1980年代初頭、グループはフランス=オーストリアのミュージカル劇用の音楽を演奏し作曲していた。彼らの最新アルバムは『Memory Ashes』(2007年)である。

略歴

ピュルサーは、「キングダム・レコード (Kingdom Records)」と呼ばれたイギリスのレーベルと契約を果たした最初のフランスのバンドである。

バンドは1975年にファースト・アルバム『ポーレン』をレコーディングして発表した。フィリップ・ロマンが直後にバンドを脱退。翌年、グループはベーシストのミシェル・マッソンを起用した。ミシェル・マッソンは、その後、『ザ・ストランズ・オヴ・ザ・フューチャー』(1976年)と『ハロウィン』(1977年)というアルバムでコラボレーションすることとなった。

1980年代初めに、ピュルサーはブルーノ・カールッチ監督とミュージカルで、オーストリアの小説家ペーター・ハントケの短編小説『Bienvenue au Conseil d'Administration』(1981年)を採り上げた。この時、クインテットは、ギターとベースのジルベール・ガンディル、ドラムのヴィクトル・ボッシュ、キーボードのジャック・ロマン、フルートとサックスを演奏するローラン・リシャール、そしてミシェル・マッソンに代わってルイ・パラリスで構成されていた。

1974年から1989年まで、彼らのアルバムはCBSによって制作された。その後、販売権を購入したフランスのレーベル、ムゼアが制作。バンドは1989年にカムバックし、アルバム『Görlitz』を発表した。

このグループの最新アルバムは、サイプレス・ミュージック (Cypress Music)が制作した『Memory Ashes』(2007年)である。『Goldmine』誌は2008年、プログレッシブ・ロック・トップ25アルバムの1つとして『ハロウィン』をリストアップした。

2013年、ジャック・ロマンとジルベール・ガンディルは、アルバム『Way To Lhassa 』を「Siiilk」というバンドと共にリリースした[2]

メンバー

  • ジャック・ロマン (Jacques Roman) - シンセサイザー、キーボード、メロトロン (1970年- )
  • ヴィクトル・ボッシュ (Victor Bosch) - ドラム、パーカッション (1970年- )
  • ジルベール・ガンディル (Gilbert Gandil) - ギター、リード・ボーカル (1970年- )
  • ローラン・リシャール (Roland Richard) - ピアノ、フルート (1970年- )
  • ルイ・パラリス (Louis Paralis) - ベース (1981年- )

旧メンバー

  • フィリップ・ロマン (Philippe Roman) - ベース、ボーカル、作曲 (1970年-1974年)
  • ミシェル・マッソン (Michel Masson) - ベース (1975年-1980年)

ディスコグラフィ

アルバム

  • 『ポーレン』 - Pollen (1975年)
  • 『ザ・ストランズ・オヴ・ザ・フューチャー』 - The Strands of the Future (1976年) ※旧邦題『終着の浜辺』
  • 『ハロウィン』 - Halloween (1977年)
  • Bienvenue au Conseil d'Administration (1981年) ※Handke, Pulsar名義
  • Görlitz (1989年)
  • Memory Ashes (2007年)

著者情報

  • バンドの作曲の1つとしてクレジットされているアルバム『ハロウィン』の導入部は、アイルランドの伝統的な曲「ロンドンデリーの歌」になっている。

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ パルサー」の表記もある。
  2. ^ SIIILK : Way To Lhassa”. Musearecords.com. 2020年3月8日閲覧。

外部リンク




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  
  •  ピュルサーのページへのリンク

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ピュルサー」の関連用語

ピュルサーのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ピュルサーのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのピュルサー (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS