ピアノ協奏曲第2番 (ウェーバー)とは? わかりやすく解説

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ピアノ協奏曲第2番 (ウェーバー)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/20 17:33 UTC 版)

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ピアノ協奏曲第2番 変ホ長調 作品32は、カール・マリア・フォン・ウェーバー1811年から1812年にかけて作曲したピアノ協奏曲である。まず第3楽章だけが11月7日ミュンヘンで完成し、第1楽章は翌年10月19日、第2楽章が12月12日にそれぞれゴータで完成された(作曲期間が延びたのは、作曲者が求職の旅に出ていた最中だったため)。初演は1812年12月17日に行われた。

全楽章の調性や曲想から、ベートーヴェンピアノ協奏曲第5番を参考にしたと考えられる(ただし第1楽章は第1番同様、古典的な協奏ソナタ形式をとる)。なお、両端楽章のカデンツァは第1番同様作り付けとなっており、「カデンツァ」の表記すらない。第2楽章と終楽章は続けて演奏される。

編成

独奏ピアノフルート2、クラリネット2、ファゴット2、ホルン2、トランペット2、ティンパニ弦五部

構成

3楽章からなる。演奏時間は約24分。

参考文献

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