パダーネ鉄道ALn35形
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/08/14 00:40 UTC 版)
「カラブロ-ルカネ鉄道M1C 80R形気動車」の記事における「パダーネ鉄道ALn35形」の解説
1952年にパダーネ鉄道が運行するリミニ-ノヴァフェルトリア線にALn35形として3両が導入され、同線の廃止後にエトナ環状鉄道に譲渡されてAL35形の01-03号車として使用されている。ALn35形はカラブロ-ルカネ鉄道のM1C 80R形とは、正面上部中央にも前照灯を設置している、車体後部に貫通扉を装備し、その分定員が1名少ない35名であるなどの差異があるほかは車体はほぼ同一であり、走行装置はラック式に駆動装置は装備しないものの主機は同じくM4A2戦車が搭載していたGM製のものを使用している。 なお、パダーネ鉄道ではその後1955年に、同じ主機と変速機を2機搭載する2軸ボギー、両運転台式の気動車であるALn52形1両を同じくRanieriから導入しており、同様にリミニ-ノヴァフェルトリア線の廃止後はエトナ環状鉄道に譲渡されてAL52形として運行されている。
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