パインハースト_(競走馬)とは? わかりやすく解説

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パインハースト (競走馬)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/25 07:54 UTC 版)

パインハースト
欧字表記 Pinehurst
品種 サラブレッド
性別
毛色 鹿毛
生誕 2019年4月26日(5歳)[1]
Twirling Candy[1]
Giant Win[1]
母の父 Giant's Causeway[1]
生国 アメリカ合衆国[1]
生産者 Fred W. Hertrich III & John D. Fielding[1]
馬主 SF Racing LLC, Starlight Racing Et Al[1]
調教師 B.バファート アメリカ合衆国[1]
競走成績
生涯成績 7戦3勝[1]
勝ち鞍
G1 デルマーフューチュリティ 2021年
G3 サウジダービー 2022年
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パインハーストPinehurst2019年4月26日 - )は、アメリカ生産・調教の競走馬[1][2]。主な勝ち鞍は2021年デルマーフューチュリティ(G1)、2022年サウジダービー(G3)[1]

戦績

2歳(2021年)

8月1日のデビュー戦を勝利し、9月6日、デルマーフューチュリティ(G1)に優勝[3]

11月5日のブリーダーズカップ・ジュヴェナイル(G1)ではアメリカンファラオステークスを勝った僚馬コーニッシュ[4]シャンペンステークス[注 1]2着馬コマンドパフォーマンス[5]に続く3番人気に推されたが、コーニッシュが逃げ切るなか5着タイに敗れた[6]

3歳(2022年)

1月29日のサンヴィセンテステークス(G2)では、逃げ切ったフォービドゥンキングダムの2着[7]。2月26日、サウジダービー(G3)に出走[8]。先行争いから直線で抜け出すと、追い込むセキフウ[注 2]に1/2馬身差を付けて優勝した[9]。続く3月26日のUAEダービー(G2)では16着としんがり負けを喫した[10]。 帰国後、7月31日のアムステルダムステークス(G2)に出走するもブービーの8着に終わる[11]。 その後、11月に現役引退を発表。引退後はウォルマックファームで種牡馬となる[12]

競走成績

以下の内容は、Racing Post[1]JRA-VAN Ver. World[13]の情報に基づく。

競走日 競馬場 競走名 馬場・距離
馬場状態
頭数 枠番 馬番 着順 タイム 着差 騎手 斤量 1着馬(2着馬)
2021.08.01 デルマー 未勝利戦 ダ1000m(良) 8 1 1 1着 58.18 12馬身 M.スミス 8-8 (Enbarr)
0000.09.06 デルマー デルマーフューチュリティ G1 ダ1400m(良) 6 4 4 1着 1:23.55 4+12馬身 M.スミス 8-8 (Finneus)
0000.11.05 デルマー BCジュヴェナイル G1 ダ1700m(良) 11 8 9 5着 - 8+12馬身 J.ヴェラスケス 8-10 Corniche
2022.01.29 サンタアニタ サンヴィセンテS G2 ダ1400m(良) 5 2 2 2着 - 2+14馬身 M.スミス 8-12 Forbidden Kingdom
0000.02.26 KAA サウジダービー G3 ダ1600m(良) 14 11 9 1着 1:38.12 12馬身 F.プラ 8-9 Sekifu

血統表

パインハースト血統 (血統表の出典)[§ 1]

Twirling Candy
黒鹿毛 2007
父の父
Candy Ride
鹿毛 1999
Ride the Rails Cryptoclearance
Herbalesian
Candy Girl Candy Stripes
City Girl
父の母
House of Danzing
黒鹿毛 2002
Chester House Mr. Prospector
Toussaud
Danzing Crown Danzig
Crownette

Giant Win
栗毛 2011
Giant's Causeway
栗毛 1997
Storm Cat Storm Bird
Terlingua
Mariah's Storm Rahy
*イメンス
母の母
Win's Fair Lady
鹿毛 1999
*デヒア Deputy Minister
Sister Dot
Win Crafty Lady Crafty Prospector
Honeytab
母系(F-No.) 16号族(FN:16-g) [§ 2]
5代内の近親交配 Mr. Prospector 4×5、Blushing Groom 5×5、Northern Dancer 5×5、Secretariat 5×5 [§ 3]
出典
  1. ^ [14]
  2. ^ [14]
  3. ^ [14]

脚注

注釈

  1. ^ シャンペンステークス勝ち馬ジャッククリストファーは、脚部不安で出走取消。
  2. ^ なお、2020年はフルフラット、2021年はピンクカメハメハが制していたため、日本調教馬には、同レースの3連覇が懸かっていた。

出典

  1. ^ a b c d e f g h i j k l Pinehurst | Race Record & Form | Racing Post”. www.racingpost.com. 2022年3月26日閲覧。
  2. ^ Bob Baffert | Record By Race Type | Racing Post”. www.racingpost.com. 2022年3月26日閲覧。
  3. ^ 【サウジダービー】想定発表!3連覇狙う日本馬の強敵は米国パインハースト”. JRA-VAN ver.World. 2022年3月26日閲覧。
  4. ^ Corniche | Race Record & Form | Racing Post”. www.racingpost.com. 2022年3月26日閲覧。
  5. ^ Commandperformance | Race Record & Form | Racing Post”. www.racingpost.com. 2022年3月26日閲覧。
  6. ^ BCジュベナイル挑戦のジャスパーグレイトは10着、コーニッシュが逃げ切り”. JRA-VAN ver.World. 2022年3月26日閲覧。
  7. ^ 出世レースの米3歳G2サンヴィセンテS、フォービドゥンキングダムが逃げ切り”. JRA-VAN ver.World. 2022年3月26日閲覧。
  8. ^ 日本勢の3連覇かかるサウジダービー、コンシリエーレは10番枠”. JRA-VAN ver.World. 2022年3月26日閲覧。
  9. ^ G3サウジダービー、日本勢の3連覇ならずもセキフウとコンシリエーレが善戦”. JRA-VAN ver.World. 2022年3月26日閲覧。
  10. ^ 2022年UAEダービーレーシングポスト、2022年11月24日閲覧
  11. ^ 2022年アムステルダムステークスレーシングポスト、2022年11月24日閲覧
  12. ^ Grade 1 Winner Pinehurst to Stand at Walmacbloodhorse.com、2022年11月24日閲覧
  13. ^ パインハースト(Pinehurst) | 競馬データベース”. JRA-VAN ver.World. 2022年3月26日閲覧。
  14. ^ a b c 血統情報:5代血統表|Pinehurst(USA)”. JBISサーチ. 公益社団法人日本軽種馬協会. 2022年3月26日閲覧。

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