ニロ抜き音階とは? わかりやすく解説

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にろぬき‐おんかい【ニロ抜き音階】

読み方:にろぬきおんかい

ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ・シの第2音(レ)と第6音(ラ)を抜いた、ドミファソシの音階。→ヨナ抜き音階


ヨナ抜き音階

(ニロ抜き音階 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/12 08:13 UTC 版)

ヨナ抜き音階(四七抜き音階、ヨナぬきおんかい)は、明治以降の日本で使われる五音音階の一種であり、ヨナ抜き長音階ヨナ抜き短音階の2つからなる。ヨナ抜き長音階は西洋音楽におけるドを主音とする長音階(ドレミファソラシ)に当てはめたときにドから四つ目のファと、七つ目のシがない音階(ドレミソラ)のことで、全音階的五音音階(Cメジャーペンタトニック)と同じ音階である[1]


出典

  1. ^ a b コトバンク -五音音階-
  2. ^ a b c #その他の音階
  3. ^ a b c d e #Guide Media
  4. ^ a b c d e #「ヨナ抜き音階」を体験する
  5. ^ #小方 pp.176-177.
  6. ^ #寺嶋
  7. ^ a b #その他の音階
  8. ^ #その他の音階
  9. ^ #平山 p.60.
  10. ^ #小島 p.94.
  11. ^ #平山 p.63.
  12. ^ a b c d e #平山 pp.61,67.
  13. ^ a b #松井 p.109.
  14. ^ a b #増田 pp.14-16.
  15. ^ 繁下和男「演歌-その音とうたい方」。園部三郎ほか『日本の流行歌-その魅力と流行のしくみ』(大月書店)p.35収録。#平山 p.67から重引。
  16. ^ a b c #小方 pp.38, 47.
  17. ^ #小方 pp.56.
  18. ^ a b c #小方 p. 48
  19. ^ a b 標準音楽辞典(音楽之友社)の「ヨナ抜き」の項目。#大畑 p.61.から重引。
  20. ^ a b c d e f g h i j k l m n #大畑 pp.66-67.
  21. ^ #有道 p.187.
  22. ^ a b c d #平山 p.64-65.
  23. ^ #平山 p.66.
  24. ^ a b c d e #輪島 「カチューシャの唄」の節
  25. ^ #平山 p.68.
  26. ^ a b c d e f #増田 p.15.
  27. ^ #増田 p.14.
  28. ^ 石若雅弥:「ブルー・シャトウ」定番!! 昭和あたりのヒットソング 男声合唱ピース”. カワイ出版. 2024年3月5日閲覧。
  29. ^ 足りないからこそ生まれる魅力”. 名古屋市教育センター (2022年11月7日). 2024年3月5日閲覧。
  30. ^ SYW164 やさしい器楽(ドレミ階名付き) 千本桜【ドレミ階名付き】”. ヤマハミュージックエンタテインメントホールディングス. 2024年3月5日閲覧。
  31. ^ a b 街中にあふれる"悪魔の音程" !?「かつては悪魔すぎて禁止」とハラミちゃんが明かす...!”. 毎日放送 (2022年6月22日). 2024年3月5日閲覧。
  32. ^ 郷愁を誘う「5音」 米津玄師さんらの曲にヨナ抜き音階”. 日本経済新聞 (2023年7月22日). 2024年3月5日閲覧。
  33. ^ たきりょうこ (2015年11月8日). “【図解】スプラトゥーン「シオカラ節」は黒鍵だけでカンタンに弾けます”. エキサイトレビューニュース. 2020年8月6日閲覧。

注釈

  1. ^ #「ヨナ抜き音階」を体験するでは、これとは違う音階が書いてあるが、これは本項のものがラを主音にしているのに対し、#「ヨナ抜き音階」を体験するのものがドを主音にしているからである。
  2. ^ なお、呂陰音階は都会の民謡歌手が呂音階の民謡を歌ううちに中間音を半音下げて歌う形に変化したものである[10]
  3. ^ ここで説明しているのはピタゴラスや三分損益法の音律の決め方であるので、現在よく使われている平均律とは若干音がずれる。
  4. ^ ピアノで言えば黒鍵に相当する音。
  5. ^ ピタゴラス音律では1オクターブ上がるのを避けるため、3倍した後に必要に応じて2もしくは4で割ってオクターブ内に収めているが、ヨナ抜きになる理由の説明とは直接関係がないので詳細の説明を省いた。
  6. ^ #輪島は中山がヨナ抜き長音階を「生み出した」としているが、(#大畑にしたがって)本項ですでに説明したように、実際には明治時代にはすでにヨナ抜き長音階があったため、本項では「生み出した」ではなく「使った」とした。


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