ニュー・ミュージアム・オブ・コンテンポラリー・アートとは? わかりやすく解説

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ニュー・ミュージアム・オブ・コンテンポラリー・アート

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2026/03/10 05:23 UTC 版)

新現代美術館
New Museum of Contemporary Art
バワリー地区に完成した美術館
施設情報
正式名称 New Museum of Contemporary Art
開館 1977年
所在地 235 Bowery Manhattan, New York
外部リンク 公式ウェブサイト
プロジェクト:GLAM
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ニュー・ミュージアム(The New Museum、旧称:New Museum of Contemporary Art)は、アメリカ合衆国ニューヨーク市マンハッタンロウアー・イースト・サイドにある、現代美術専門の美術館である。

沿革

1977年にマーシャ・タッカー (Marcia Tucker) によって設立された。当初はニュースクール大学の大学院センター(Graduate Centre, 65 Fifth Avenue) のスペースを使っていた。

1983年にソーホーのAstor Building (583 Broadway) に移転した。2001年から1年間、チェルシー・アート・ミュージアムの1階を仮住まいとして使用した。

2005年ニューヨーク市長マイケル・ブルームバーグからの寄付を含め、ニューヨーク・カーネギー財団より2,000万ドルの寄付を受け[1]バワリー地区への移転資金を確保した。

2007年12月マンハッタンバワリー地区プリンス通り235番地に新館を建設し、再開館した。新しい建物は日本の建築家妹島和世西沢立衛SANAA)とゲンスラー (Gensler) によって共同設計され、展示スペースが大きく拡張され、特徴的なスタック状の白いビルとして知られるようになった。

2017年に拡張計画が発表され、OMA(重松象平およびレム・コールハース主導、協力:Cooper Robertson)が設計を担当。Charlotte Feng Fordをはじめとする寄付者からの数千万ドル規模の支援を受け、2024年3月から一時閉館し、2026年3月21日に新棟を加えた拡張ビルで再開する。[2]これにより展示スペースが倍増し、NEW INC(文化インキュベーター)やRhizome(デジタル・アート専門組織)などのプログラムが恒久的に統合された。

Rhizomeは1996年に設立されたネット・アート専門の非営利組織で、1999年からニュー・ミュージアムの傘下に入り、同館のデジタル・アート・メディア・アートへの取り組みを象徴する重要な柱となっている。

主要な展覧会

  • 「Bad Painting」1978年、ポストモダン絵画の先駆け
  • 「Skin Fruit」2010年、ジェフ・クーンズがゲスト・キュレーター。ギリシャの実業家・コレクターDakis Joannou(ダキス・ジョアノー)の私的コレクションから展示。
  • 「Trigger: Gender as a Tool and a Weapon」2017年、ジェンダー論
  • 2026年3月からのリニューアルオープン展示「New Humans: Memories of the Future」では、技術進化と人間性のテーマを探求する大規模展示が行われる。

特徴

  • 比較的無名の芸術家の作品や、実験的で革新的な作品の展示を行うことが多い。
  • 設立者のマーシャ・タッカーは、当初「Semi-Permanent Collection」(半恒久コレクション)という制度を構想し、10年ごとに作品を更新して常に新鮮さを保つことを目指したが、2001年に中断。現在は完全に非収蔵機関として運営されており、展覧会やアーティスト支援に注力している。Rhizome(デジタル・アート組織)のアーカイブは傘下にあるが、本館の恒久コレクションとは別である。[3]

脚注

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