ニューヨークセントラル鉄道Sクラス蒸気機関車とは? わかりやすく解説

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ニューヨークセントラル鉄道Sクラス蒸気機関車

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/23 15:36 UTC 版)

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NYC ナイアガラ
基本情報
運用者 ニューヨーク・セントラル鉄道
製造所 アメリカン・ロコモティブ
製造年 1945年 - 1946年
製造数 27両
引退 1956年
主要諸元
軸配置 4-8-4
軌間 1,435 mm
長さ 35.19 m
総重量 411 t
動輪径 2.007 m
軸重 32.5 t
シリンダ数 2気筒
シリンダ
(直径×行程)
648 mm × 813 mm
弁装置 ベーカー式
ボイラー圧力 1.90 MPa
燃料 石炭
燃料搭載量 42 t
水タンク容量 68,000 L
出力 6,700 hp (5,000 kW)
引張力 273.9 kN
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ニューヨークセントラル鉄道Sクラス蒸気機関車は、ニューヨーク・セントラル鉄道蒸気機関車ナイアガラの愛称で知られる。

概要

蒸気機関車の技術が成熟した時期に製造された。外観はユニオン・パシフィック鉄道のFEFに似ているが相違点もある。車輪配置は4-8-4で牽引力は61,570 lbf (273.9 kN)だった。特徴は、イギリス流の走行中に水をくみ、テンダーに給水するシステムと車両限界である。ユニオン・パシフィック鉄道のFEFが4928mmに対し、この機関車は4616mmである。NYCは車両限界が他の鉄道よりも小さかったため、ドームレスにして可能な限りボイラーを太くした。ベーカー弁装置とロッドはコロ軸受けを使い、ロッドのなどのレシプロ部に軽合金や特殊鋼を使うなどの軽量化を図り片側703kgに抑えることができた。最高馬力は6700馬力を出し、ドローバー出力4850馬力を出した。1945年から1946年の間にS-1a形1両、S-1b形25両、S-2a形1両の27両が生産されたが、活躍できたのはわずか5年で、全機解体された。

脚注

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