ドミナントセブンスとは? わかりやすく解説

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属七の和音(ドミナントセブンス)[dominant seventh chord]

属音上に構成される和音例えば、ハ長調の属七の和音はG7。

属七の和音

(ドミナントセブンス から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/01/08 08:57 UTC 版)

属七の和音(ぞくしちのわおん)とは、四和音のひとつである。西洋音楽における重要な和音であり、名前の通り、「属音上の七の和音」が定義であるが、属音が根音でなくとも構成音の音程が同じであれば属七の和音と呼ばれる。根音が完全4度上の「長三和音」または「短三和音」に進みたがるトライトーンと呼ばれる不安定な響きを持つ。

基本データ

各語での呼称

  • 英語: dominant seventh chordドミナント・セブンス・コード
  • ドイツ語: Dominantseptakkord (ドミナントゼプトアコルト)

構成音

の4音から構成される四和音である。

和音記号など

和音記号の種類 表記法
基本形 第1転回形 第2転回形 第3転回形
コードネーム表示 X7 X7/Y
または X7onY
X7/Z
または X7onZ
X7/W
または X7onW
和音記号
ハ音を根音とする属七和音  Play[ヘルプ/ファイル].

ハ長調の属七和音において、根音・第3音・第5音・第7音それぞれの根音に対する 12平均律と53平均律および純正律による周波数比と近似誤差セント値を下表に示す。

12平均律 セント値 53平均律 セント値 誤差セント 純正律 セント値 誤差セント ピタゴ ツァル
根音 1/1=1.000000 0 1/1=1.000000 0 0 1/1=1.000000 0 0 G
第3音
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主な用法

西洋音楽においては、もっとも一般的な不協和音であり、そのなかで最も使用頻度が高いのは、属音上の七の和音としての用法である。不協和音となる理由は、3度音と7度音の音程が減5度となり、周波数比が平均律では

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