トログス
トログス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/04/07 22:47 UTC 版)
トログスの『ピリッポス史(イタリア語版)(Historiae Philppicae)』序言において「バクトリア史」に関する言及の中で、スキタイのアシアニ族(Asiani)、サカラウカェ族(Sacaraucae)が、グレコ・バクトリア王国およびソグド人を占領した、と述べられている。また、同序言における「スキュティア史」に関する言及の中では、トカロイ族(Tacharoi)の王が「アシア人(Asian)」であるとし、サカラウカェ族の滅亡について述べられている。なお、トログスによってラテン語で著された『ピリッポス史』は、完全な形で残っているのは序言のみで、多くは、ユスティヌスによる抄録の形で残るが、抄録中には以上に挙げた事柄について詳細な言及はない。
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