トム・バイヤーとは? わかりやすく解説

トム・バイヤー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/04/29 19:41 UTC 版)

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トム・バイヤー
名前
ラテン文字 Tom Byer
基本情報
国籍 アメリカ合衆国
生年月日 (1960-11-21) 1960年11月21日(58歳)
出身地 ニューヨーク州
代表歴
1980~ カンボジア 130
■テンプレート■ノート ■解説■サッカー選手pj

トム・バイヤー(Tom Byer, 1960年11月21日 - )は、アメリカ合衆国ニューヨーク州出身の元サッカー選手

タンパベイ・ローディーズ英語版アメリカ)でプレーしていたが、1984年に北米サッカーリーグが消滅、レイストンFC英語版イギリス)、ハンス・オフトの紹介で日立FCでプレーした後[1]、現在はコーチとして子供達にサッカーを教えている。

経歴

過去20年にわたり、日本をはじめとしてアジア・オセアニアでサッカーイベントを行い、これまでに延べ2,000ヶ所以上、50万人を越える子供たち、保護者、そしてコーチにサッカーの技術指導や啓蒙活動をするなど、U-12指導者として豊富な経験と実績を持つ。また、1993年には世界的に評価の高いサッカーテクニック指導方法「クーバー・コーチング」を日本に紹介し、同プログラムのアジアダイレクターとして2007年に退職するまでに日本全国60以上のスクールで約12,000人もの子供達が参加する規模へと発展させた。これらのグラスルーツ(草の根)サッカー界への貢献は、1997年にアディダス・インターナショナル社からコーチ部門で史上初となる「ゴールデンブーツ」賞受賞(年間に2名しか受賞できない)という形で称えられた。また、日本サッカー協会や地域協会、アディダスジャパン社よりゲストコーチ、アドバイザーなどにも任命されている。2008年1月、少年サッカー関係の事業を行う、株式会社T3を自ら設立。千葉県千葉市フクダ電子アリーナ近くにサッカー教室「トムバイヤーアカデミー蘇我」を開設。草の根のサッカー、グラスルーツの重要性、発展の力を入れる[2]

メディアでは子供向け朝のテレビ情報番組「おはスタ」にて、1998年より『トムさんのサッカー研究所(ラボラトリー)』コーナーを毎朝担当、出演回数も2,000回を超える長寿コーナーとして、子供たちと保護者に親しまれた。また、子供向け漫画雑誌『月刊コロコロコミック』においても、1998年より日本サッカー協会後援プロジェクト「トムさんのトライ!サッカー」を毎月連載中。自身でも少年サッカー指導に関してこれまで3冊の著書、2つのビデオを出版している。

おはスタ出演前の時点ではニューヨークにいたものの、MCレイモンドの紹介で決まり、以後は日本を軸に活動する[3]

所属クラブ

著書

  • 『トムさんのサッカー―キッズサッカーQ&A』(2002年、出版芸術社)ISBN 4882932156
  • 『トムさんのサッカーABC’s―サッカーテクニックのすべてがこの一冊でわかる!!』(2003年、小学館)ISBN 4091061117
  • 『トムさんの サッカーはコミュニケーション! Winning is not Everything~勝敗がすべてではない』(2003年、健康ジャーナル社)ISBN 4907838247

脚注

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注釈

出典

  1. ^ g-mag (1510195660). “選手育成に一番大切なのは親だった……トム・バイヤーが語る「日本サッカーに足りないもの」とは” (日本語). ぐるなび みんなのごはん. 2019年4月29日閲覧。
  2. ^ co.,Ltd, FromOne. “「草の根が育む、日本サッカーの未来」 トム・バイヤー(U-12 サッカーコーチ)” (日本語). サッカーキング. 2019年4月29日閲覧。
  3. ^ [OHA OHA アニキ 【やまちゃん!レイモンド!おはガール!おはスタ超特集2】 の番組概要ページ - gooテレビ番組(関東版)]” (日本語). gooテレビ番組. 2019年4月29日閲覧。

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