トゥラープル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/13 05:42 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動トゥラープル(マラーティー語:तुळापूर, 英語:Tulapur)は、インドのマハーラーシュトラ州、プネー県の村[1]。マラーター王国の君主サンバージーの終焉の地である。
歴史
1689年2月、マラーター王サンバージー(シヴァージーの息子)はこの村の近くサンガメーシュワルで、アウラングゼーブの奇襲により捕えられた。その後、サンバージーは拷問を受けた。
同年3月11日、サンバージーはビーマー川の河畔で処刑され、その肉は犬の餌にされた。
その後、サンバージーはこの地で人々によって供養された。現在はこの地には銅像が建設されている。
地理
- プネーが近郊にある。
トゥラープルのサンバージー像
サンバージー終焉の地トゥラープルには、サンバージー像が2つあり、そのうちの一つは胸像である。
脚注
- ^ 2001 Census Village code for Tulapur = 03107000, “2001 Census of India: List of Villages by Tehsil: Maharashtra”. Registrar General & Census Commissioner, India. p. 603. 2011年11月13日時点のオリジナル[リンク切れ]よりアーカイブ。2018年4月28日閲覧。
参考文献
- フランシス・ロビンソン、月森左知訳 『ムガル皇帝歴代誌 インド、イラン、中央アジアのイスラーム諸王国の興亡(1206年 - 1925年)』 創元社、2009年。
- アンドレ・クロー、杉村裕史訳 『ムガル帝国の興亡』 法政大学出版局、2001年。
関連項目
- トゥラープルのページへのリンク