サンバージーとは? わかりやすく解説

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サンバージー

名前 Sambhājī

サンバージー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/11 20:34 UTC 版)

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サンバージー
Sambhaji
マラーター王
在位 1680年7月20日 - 1689年3月11日
戴冠式 1680年7月20日
別号 マハーラージャ
チャトラパティ

全名 サンバージー・ボーンスレー
出生 1657年5月14日
プネー、プランダル城
死去 1689年3月11日
プネートゥラープル
子女 シャーフー
家名 ボーンスレー家
父親 シヴァージー
母親 サーイー・バーイー
宗教 ヒンドゥー教
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サンバージー・ボーンスレーマラーティー語:सम्भाजी भोसले , 英語:Sambhaji Bhonsle, 1657年5月14日 - 1689年3月11日)は、インドデカン地方にあったマラーター王国の第2代国王(在位:1680年 - 1689年)。

生涯

幼少期・青年期

サンバージー像

1657年5月14日、サンバージーはマラーターの指導者シヴァージーの息子として生まれた[1]

1665年6月11日、父親のシヴァージーがムガル帝国との講和条約、プランダル条約を締結した結果、サンバージーはシヴァージーとともにムガル帝国の臣下となった。

1666年5月12日、サンバージーはシヴァージーとともにアウラングゼーブアーグラで面会したが、折り合いがつかずにアーグラ城で幽閉された。 サンバージーとシヴァージー父子は、同年7月22日に城を脱出し、ムガル帝国領のマトゥラーグワーリオールインドールなどを経由しつつ、9月12日あるいは11月20日ラーイガド城に帰還したとされる(月日に関してはよくわからない点が多い)。

10月9日、父親シヴァージーは、アウラングゼーブと和解することにし、サンバージーをアウランガーバードへ向かわせた。 そして、アウランガーバードについたとき、ムガル帝国デカン総督のムアッザム(のちに第7代皇帝に就いた)に歓迎され(彼は父の厳しい宗教弾圧に反対していた)、11月にサンバージーが帰還したのち、アウラングゼーブにシヴァージーと和解したことを知らせた。

1674年6月6日に父親、シヴァージーがマラーター王に即位した[2]ことによって、サンバージーはマラーター王族になった。

1680年4月3日、サンバージーはラーイガド城に集められ、他の家族や父親の臣下とともに看取りながら父の死を見守った[2]とされる。

マラーター王として即位

サンバージーの胸像

父が急逝したとき、シヴァージーには2人の息子、サンバージーとラージャーラームがいた。父の死に際し、サンバージーは軟禁状態にあったため、弟ラージャーラームの母、ソーイラー・バーイーは自身の息子を王位につけようとした。 サンバージーはこれを聞くと直ちにラーイガド城へと向かい、その母ソーイラー・バーイーを押さえ、ラージャーラームをラーイガド城に軟禁状態にした。のち、ソーイラー・バーイーは毒殺された。

こうして、同年7月20日にサンバージーは父シヴァージーの後を継いで、第二代マラーター王となった。

ムガル帝国との戦い

1681年以降、アウラングゼーブが大挙で南下し、マラーター王国との間にデカン戦争が勃発した。 優勢なムガル帝国の軍勢にサンバージーは追い詰められ、西ガート山脈南部のヴィシャールガド城を離れて首都のラーイガドへと戻ろうとした。

だが、1689年2月1日にサンバージーは追跡してきたムガル帝国軍により、サンガメーシュワルで捕らえられてしまった[3]

拷問と処刑

サンバージーの処刑場所

1689年3月11日、サンバージーは拷問の末、ビーマー川河畔のトゥラープルで宰相とともに殺害された[4][1]。その後、彼らの肉は犬のえさにされた[5]

脚注

  1. ^ a b Satara 3
  2. ^ a b 小谷 2007.
  3. ^ ロビンソン『ムガル皇帝歴代誌』、pp.242-243
  4. ^ ロビンソン『ムガル皇帝歴代誌』、pp.242-243
  5. ^ ロビンソン『ムガル皇帝歴代誌』、pp.242-243

参考文献

  • 小谷汪之 『世界歴史大系 南アジア史2―中世・近世―』 山川出版社、2007年。 
  • フランシス・ロビンソン、月森左知訳 『ムガル皇帝歴代誌 インド、イラン、中央アジアのイスラーム諸王国の興亡(1206 - 1925)』 創元社、2009年。 
  • サティーシュ・チャンドラ、小名康之、長島弘訳 『中世インドの歴史』 山川出版社、2001年。 

関連項目



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