デバ川とは? わかりやすく解説

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デバ川

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/04/22 23:48 UTC 版)

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デバ川
水系 デバ川水系
延長 58 km
平均の流量 13.4 m³/s
流域面積 518 km²
水源 バスク山脈
水源の標高 600 m
河口・合流先 大西洋ビスケー湾のカンタブリア海)
流域 バスク自治州ギプスコア県
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デバ
デバ川の河口にあるデバの位置

デバ川(デバがわ、バスク語: Deba ibaia, スペイン語: Río Deva)は、イベリア半島北部、スペインバスク自治州ギプスコア県を流れる河川

流域

バスク山脈のウルキリャ山地にあるアルラバン山(Arlaban)の西麓、バスク自治州ギプスコア県・サリナス・デ・レニス(Salinas de Leniz)に端を発する。サリナス・デ・レニスはギプスコア県の最南西端にある自治体であり、アラバ県と接している。デバ川はギプスコア県の西端部を南から北に流れ、河口のデバビスケー湾大西洋)に注いでいる。デバ川が形成する谷はギプスコア県西部の主要な交通路であり、アラバ県都ビトリア=ガステイスエイバルを結ぶGI-627号線が走っており、より直線的なルートでビトリア=ガステイスとギプスコア県都サン・セバスティアンを結ぶAP-1号線も走っている。下流部のエイバルからデバまではバスク鉄道の路線がデバ川に沿って走っており、この路線はビスカヤ県都ビルバオとサン・セバスティアンを結んでいる。また、デバ川流域は工業が発展しており、アラサーテ/モンドラゴンモンドラゴン協同組合企業本社の所在地として知られるほか、エイバルは「武器の町」、エルゴイバルは「工作機械の首都」という愛称を持つ。

ギプスコア県を流れてビスケー湾に注ぐ河川には、東から西に、ビダソア川ウルメア川オリア川ウロラ川、デバ川などがある。ギプスコア県の南西端にはアルト・デバ(上デバ)というコマルカ(郡)があり、北西端にはバホ・デバ(下デバ)というコマルカがある。いずれもデバ川の流域にあり、名称は河川名に由来する。中流部のアルト・デバにはアレチャバレタ、アラサーテ/モンドラゴンベルガラオニャティ(デバ川本流ではなく支流沿い)などの自治体があり、下流部のバホ・デバにはエイバル(支流沿い)、エルゴイバルデバ(河口部)などの自治体がある。デバ川の流域の大部分はギプスコア県にあるが、アラバ県のアラマイオ、ビスカヤ県のマリャビアとエルムアのみは例外的である。

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