デニス_(曲)とは? わかりやすく解説

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デニス (曲)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/02 23:16 UTC 版)

デニス
ランディ&ザ・レインボウズシングル
B面 Come Back
リリース
規格 7インチ・シングル
ジャンル ドゥーワップ
時間
レーベル ラスト・レコード
作詞・作曲 ニール・レヴェンソン
プロデュース ブライト・チューンズ・プロダクションズ
チャート最高順位
ランディ&ザ・レインボウズ シングル 年表
デニス
(1963年3月)
Why Do Kids Grow Up
(1963年11月)
ミュージックビデオ
「Denise」 - YouTube
テンプレートを表示

デニス」(Denise)は、ランディ&ザ・レインボウズ1963年に発表した楽曲。全米10位を記録した。ブロンディのカバー・バージョン(邦題「デニスに夢中」)はオランダとベルギーでそれぞれ1位を記録。ヨーロッパ各国で大ヒットした。

概要

ソングライターのニール・レヴェンソンは子どものときの友人のデニス・レフラック(Denise Lefrak)を思い出し、本作品を書いた[2]。当時「Junior & the Counts」あるいは「The Encores」などの名で活動していた5人組のドゥーワップ・グループがレコーディングすることになり、トーケンズのプロデューサーが制作した[3]ランディ&ザ・レインボウズというグループ名がローリー・レコードの社長によって付けられ、1963年3月にシングルとして発売された[1]

ビルボード・Hot 100で10位、ビルボードのHot R&B Singlesチャートで18位、キャッシュボックスで13位を記録した。

ブロンディのバージョン

デニスに夢中
ブロンディシングル
初出アルバム『囁きのブロンディ』
B面 Eに魅せられて[4]
赤い広場の饗宴 / 戦え、カン・フー・ガールズ[5]
リリース
規格 7インチシングル
録音 ニューヨーク、プラザ・サウンド(1977年6月-7月)
ジャンル ニュー・ウェイヴ
時間
レーベル クリサリス・レコード
作詞・作曲 ニール・レヴェンソン
プロデュース リチャード・ゴッテラー
チャート最高順位
  • 2位(全英シングルチャート
  • 3位(アイルランド)
  • 9位(西ドイツ)
  • 1位(オランダ)
  • 1位(ベルギー)
  • 10位(オーストリア)
  • 19位(スウェーデン)
ミュージックビデオ
「Denis」 - YouTube
テンプレートを表示

1977年6月から7月にかけてブロンディニューヨークのプラザ・サウンドで2枚目のアルバムのレコーディングを行った。その中に「デニス」のカバーも含まれていた。グループは求愛の対象をフランス人の男性に置き換え、タイトルの綴りを「Denis」とし、デボラ・ハリーは最後の「s」を発音せずに歌った。またハリーは即興でフランス語の歌詞を付け加えている。プロデューサーのリチャード・ゴッテラーは「そのフランス語が本物かどうかどうかすら分からなかった」[6]が、そのままOKテイクとした。

1978年2月に発売されたアルバム『囁きのブロンディ(Plastic Letters)』に収録された。イギリスでは同月にシングルカットされ、本国アメリカでは3月にシングルカットされた[5][4]。ビルボード・Hot 100にはかすりともしなかったが、オランダとベルギーでそれぞれ1位を獲得。イギリスで2位、アイルランドで3位、西ドイツで9位、オーストリアで10位、スウェーデンで19位を記録し、グループにとって最初の世界的なヒットとなった。ミュージック・ビデオも作られた[7]

脚注




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