デアード・インガソルとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > デアード・インガソルの意味・解説 

デアード・インガソル

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/11 03:10 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動

デアード・インガソルDaird Ingersoll、? - 1837年10月18日)は、アメリカの船籍モリソン号の船長。モリソン号事件で砲撃を受けた。

広東にあったアメリカの商社オリファント会社英語版の商船モリソン号の船長だった。

1837年(天保8年)、オリファント社の日本との通商と、布教団のキリスト布教を目的にモリソン号はマカオを出航。途中日本人漂流民音吉庄蔵ら7名を乗せて浦賀に来航するが、異国船打払令を受けた浦賀奉行太田資統によって砲撃され、退去。鳥羽来航には天候のために失敗し、薩摩山川に入港、庄蔵寿三郎の漂流民を上陸させて交渉に当たるが、薩摩藩家老島津久風の砲撃によって入国を断念し、マカオへ引き返した。

その後は漂流民らをアメリカへ送る計画を立てていたが、同年、バタヴィアへの航海中に急死したため、成らなかった。




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「デアード・インガソル」の関連用語

デアード・インガソルのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



デアード・インガソルのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのデアード・インガソル (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS