チェイン・ステッチとは? わかりやすく解説

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チェーン‐ステッチ【chain stitch】

読み方:ちぇーんすてっち

刺繍(ししゅう)で、輪をつないで鎖状につくる線刺し技法


ステッチ

(チェイン・ステッチ から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/04/11 19:56 UTC 版)

手縫い

ステッチあるいはスティッチ英語: stitch)とは、一般に服飾革製品刺繍レース編み物タペストリーなど、縫い針を使う縫製品において、運針によってできる縫い目や、縫い目のパターンを指す用語である。

服飾や革製品においては、表面に見える縫い目をステッチと呼び、通常は見えない中縫い(内縫い)の縫い目と呼び分ける。ステッチは、構造上または装飾のためにつけられるが、フォーマルな印象を損なわないよう避けられることもある。服飾においてステッチを作ることは、服の表面に縫い目を出さない縫い代割り等の処理に比べて、縫い目が多く、縫い目に強度を持たせることができる[1]

刺繍においては、視覚効果を持つ縫い筋をつけたり、面を埋めたりするときに使う縫い目のパターンのことをステッチと呼ぶ。

種類

非常に多岐にわたり、細かい技法などもあるが、大きく分けると次のようになる。(下記は手縫い、手刺繍の例)

  • ランニング・ステッチ:通常の刺し縫いであり、基本的な運針に当たる。
  • バック・ステッチ:返し縫いで、縫い目の進む方向と反対の方向に糸を縫う。
  • オーバーカスト:かがり縫いのことで、特定の糸を中心に巻くように縫って行く。
  • クロス・ステッチ:十字縫いとも言い、糸を交差させるように縫って行く。非常にヴァリエーションが多い。
  • チェイン・ステッチ:縫い糸が鎖の形を作るように運針するステッチ。
  • ブランケット・ステッチ:縁取り縫いで、布の端やボタン穴などの縁を縫って整える。
  • ノット:結び目で、結び目を造るステッチ。

脚注

関連項目

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