ダグニー・カールソンとは? わかりやすく解説

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ダグニー・カールソン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/10/20 14:20 UTC 版)

ダグニー・カールソン(Dagny Carlsson、1912年5月8日 - 2022年3月24日)は、スウェーデンクリシャンスタード在住だったセンテナリアン。メディアなどで世界最高齢のブロガーとして知られていた[1]

2013年のダグニー

生涯

ブログではボジャンと名乗るカールソンは、1912年に4人兄弟のもとに生まれる。そのうち、1923年生まれのインゲガードのみは2022年現在も存命中である。幼い頃から工場で仕立て屋として働き始めた後に[2]ノルチェピング繊維研究所で勉強をし、1942年に貿易商のラグナー・ノーリングと結婚。結婚生活はよくないものだったが、ラグナーが離婚を拒否したために逃亡する[3]。99歳の頃からはコンピューティングを学んだ。100歳のころより、自身の高年齢と自身のブログでメディアに知られるようになった[4]。長寿の秘訣は何かという質問について、「特にないが、せいぜい良い遺伝子と好奇心」と答えていた[5]。かつてはスンドビュベリのコルセット工場のワークリーダーであり、引退までの15年間はスウェーデン社会保険庁で働いていた[4]

ブログ以外にもTV4SVTのSVTドキュメンタリーシリーズなど、いくつかのテレビ番組に参加しており、2016年3月4日の北欧のトークショーや、TV4のBingolottoゲームショーのゲストとして出演していた[6]。 2013年には映画「100歳の華麗なる冒険」で、100歳と高齢ながら転居した年配の女性を演じた。2017年12月、ラジオ番組にてエピソードを発表した[7]

死去

2022年3月24日、109歳320日で死去[2]。110歳の誕生日を迎える約1か月前のことだった。

死去する一週間前には110歳の誕生日を計画しており、それについて彼女の最後のブログには、「私は5月の110歳の誕生日を、できるだけ小さめに祝うことを楽しみにしています。もしパーティーになるなら、賑やかでなければなりません。」と記述されていた[2]

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ Sveriges äldsta bloggare firar 105” (スウェーデン語). Sydsvenskan. 2022年3月24日閲覧。
  2. ^ a b c Nyheter, S. V. T. (2022年3月24日). “Bloggaren Dagny Carlsson är död – blev 109 år gammal” (スウェーデン語). SVT Nyheter. 2022年3月24日閲覧。
  3. ^ 102 år och egen blogg”. Allehanda (2015年3月21日). 2018年2月10日時点のオリジナル[リンク切れ]よりアーカイブ。2022年5月28日閲覧。
  4. ^ a b Dagny Carlsson: Life Begins at 100 | Sweden | Al Jazeera”. Aljazeera (2019年12月25日). 2019年12月25日時点のオリジナル[リンク切れ]よりアーカイブ。2022年3月24日閲覧。
  5. ^ ”Nyfikenhet ger dig ett långt liv”” (スウェーデン語). aftonbladet (2018年8月27日). 2022年5月27日閲覧。
  6. ^ Avsnitt 50.20 - BingoLottoWiki”. bingolottowiki.se. 2022年3月24日閲覧。
  7. ^ Dagny Carlsson om döde maken Harry: "Han dansade som en gud"” (2017年12月27日). 2022年3月24日閲覧。



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