タナ川 (ノルウェー)とは? わかりやすく解説

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タナ川 (ノルウェー)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/04/08 04:24 UTC 版)

白夜のタナ川
タナ川

タナ川ノルウェー語: Tanaelva)は、ノルウェーフィンマルク県フィンランドラッピ州を流れる全長330kmの河川。タナ川はノルウェー名であり、フィンランドではテノ川フィンランド語: Teno)となる。一帯にはサーミ人が分布するが、その「サーミ」は「大きな川」を意味する。主な支流にアナリョーカ川英語版(フィンランド名:イナリ川)、カラショフカ川英語版など。

上流では256kmにわたって、フィンランドのウツヨキとノルウェーのカラショークタナ英語版との国境を流れる。この川はノルウェーで三番目に大きい。

フィンランドとノルウェーでも最も豊かなサケの漁場であり、1929年にはニルス・マティス・ワレが36kgのタイセイヨウサケを釣り上げ、世界記録に認定された。

冬は12月から4月まで、2本のアイスロードができる。重量制限は2トンだが、他にもいくつかの制限がある。1948年には全長195mのタナ橋英語版が、1993年にはウツヨキにサーミ橋英語版がそれぞれ完成した。

タナフィヨルド英語版に注ぎ、河口はヨーロッパでも最大級の三角州になっている。一帯はカワアイサの生息地とアザラシの繁殖地で、2002年にラムサール条約登録地となった[1]

脚注

  1. ^ Tanamunningen | Ramsar Sites Information Service”. rsis.ramsar.org (2018年3月20日). 2023年4月8日閲覧。

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