ソーダレビ沸石とは? わかりやすく解説

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ソーダレビ沸石

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/14 23:03 UTC 版)

ソーダレビ沸石(ソーダレビふっせき、 Lévyne-Na)は、1972年に発表された日本産新鉱物で、新潟大学岩石学者島津光夫と溝田忠人により、長崎県壱岐島の長者原(ちょうじゃばる)地域から発見された[1]化学組成はNa6(Si12Al6)O36・18H2Oで、三方晶系。レビ沸石(Lévyne)のグループに属し、カルシウムカリの入る位置にナトリウムが卓越した種である。1997年に国際鉱物学連合の新鉱物・鉱物名委員会の沸石(Zeolite)を検討する小委員会の再定義により、島津・溝田の記載種が新鉱物と認められ,長者原が模式地と認定された。


  1. ^ Shimazu, M. and Mizota, T. (1972): Levyne and erionite from Chojabaru, Iki Island, Nagasaki Prefecture, Japan. Jour. Japan. Assoc. Mineral. Petrol. Econ. Geol., 67, 418-424.


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