ソフトウェアテストにおける意味
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/08 18:34 UTC 版)
「循環的複雑度」の記事における「ソフトウェアテストにおける意味」の解説
M は、制御フローグラフ上でとりうる経路数の下限である。 M は、完全な分岐網羅率を達成するのに必要なテストケース数の上限である。 例えば、次のような if-then-else 文が2つ連続しているプログラムを考えてみよう。 if (c1) { f1();} else { f2();}if (c2) { f3();} else { f4();} 完全な分岐網羅率を達成するには、2個のテストケースで十分である。 完全な経路網羅率を達成するには、4個のテストケースが必要である。 循環的複雑度 M は 3 であり、上記の2つの値の間にある。これはどんなプログラムでも成り立つ。
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