セント・メリーのリボンとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 趣味 > 短編小説作品名 > セント・メリーのリボンの意味・解説 

セント・メリーのリボン

作者稲見一良

収載図書セント・メリーのリボン
出版社新潮社
刊行年月1993.6

収載図書セント・メリーのリボン
出版社新潮社
刊行年月1996.2
シリーズ名新潮文庫

収載図書セント・メリーのリボン
出版社光文社
刊行年月2006.3
シリーズ名光文社文庫


セント・メリーのリボン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/04/01 01:50 UTC 版)

セント・メリーのリボン
小説:セント・メリーのリボン
著者 稲見一良
出版社 新潮社
掲載誌 小説新潮
発行日 1993年3月1日
掲載号 第47巻第3号(1993年3月1日号)
話数 全1話
テンプレート - ノート
ポータル 文学

セント・メリーのリボン』は、稲見一良が1993年に発表した短編小説である。1996年にテレビドラマ化、2011年に漫画化されている。

あらすじ

猟犬探偵・竜門卓のもとへ盲導犬探しの仕事が舞い込む[1]

初出

単行本

本作を標題作品とした短編小説選集『セント・メリーのリボン』に所収された[1]

  • 『セント・メリーのリボン』新潮社、1993年6月。 ISBN 4-10-392901-4 [2]
  • 『セント・メリーのリボン』新潮社〈新潮文庫〉、1996年2月。 ISBN 4-10-121812-9 [3]
  • 『セント・メリーのリボン』光文社〈光文社文庫〉、2006年3月。 ISBN 4-334-74031-6 [4]

関連書誌

テレビドラマ

セント・メリーのリボン
ドラマ:猟犬探偵・竜門卓
原作 稲見一良『セント・メリーのリボン』
監督 富永卓二
脚本 松原敏春
音楽 渡辺俊幸
製作 舛田明廣、酒井実
放送局 フジテレビジョン
放送期間 1999年2月26日 - 1999年2月26日
話数 全1話
テンプレート - ノート

1996年に、金曜エンタテイメント枠で「春のドラマスペシャル『猟犬探偵・竜門卓 セント・メリーのリボン』」が製作された[注 1]

スタッフ

キャスト

漫画

セント・メリーのリボン
漫画:セント・メリーのリボン 猟犬探偵
作者 稲見一良(原作)
谷口ジロー(作画)
出版社 集英社
掲載誌 ビジネスジャンプ
発表号 2011年3月16日号 - 2011年8月17日号
話数 全9話
テンプレート - ノート

2011年に、谷口ジローの作画により漫画化された。

概説

谷口ジローの希望から漫画化が実現した[6]

初出

集英社の『ビジネスジャンプ』に『セント・メリーのリボン 猟犬探偵』の題名で連載された[7]

  • 第1話 - 第27巻(2011年3月16日(7)号)[8]
  • 第2話 - 第27巻(2011年4月6日(8)号)[9]
  • 第3話 - 第27巻(2011年4月20日(9)号)[10]
  • 第4話 - 第27巻(2011年5月18日(11)号)
  • 第5話 - 第27巻(2011年6月1日(12)号)
  • 第6話 - 第27巻(2011年6月15日(13)号)
  • 第7話 - 第27巻(2011年7月20日(15)号)[11]
  • 第8話 - 第27巻(2011年8月3日(16)号)
  • 第9話 - 第27巻(2011年8月17日(17)号)[12]

単行本

続編『サイド・キック 猟犬探偵』の連載決定と同時期に単行本化された本作の書名は、『猟犬探偵』第1巻となった。フランス語、スペイン語、朝鮮語及びドイツ語に翻訳された[13]

日本語
フランス語
スペイン語
朝鮮語
ドイツ語

関連項目

脚註

註釈

  1. ^ テレビドラマ『猟犬探偵・竜門卓』は、フジテレビジョン金曜エンタテイメント枠で放送された[5]
  2. ^ 山と溪谷社のヤマケイ文庫は、山岳書籍の名著を後世に残す「使命」を掲げた叢書で、編集者の佐々木惣は『K』の「復刊」を提案した[15]。2021年7月に刊行すると好評で、佐々木惣は谷口ジロー作品「復刊」の第2弾として本作に白羽の矢を立てたという[15]。「復刊」にあたり、集英社版では分冊されていた本作と続編の『サイド・キック』とを1冊に合本した[6]

出典

  1. ^ a b 稲見一良/著 『セント・メリーのリボン(新潮文庫)』”. 書籍詳細. 新潮社. 2024年1月6日閲覧。
  2. ^ <中古><<日本文学>> セント・メリーのリボン(日本文学)”. 駿河屋. エーツー. 2024年1月6日閲覧。
  3. ^ <中古><<日本文学>> セント・メリーのリボン(日本文学)”. 駿河屋. エーツー. 2024年1月6日閲覧。
  4. ^ セント・メリーのリボン 稲見一良”. 光文社文庫. 光文社. 2024年1月6日閲覧。
  5. ^ a b 渡瀬 恒彦”. 東映マネージメント. 東映. 2024年1月6日閲覧。
  6. ^ a b 谷口ジロー:作画、稲見一良:原作。誇り高き男の贈りものをテーマにした傑作マンガ『猟犬探偵 完全版』ヤマケイ文庫で復刻』(プレスリリース)インプレスホールディングス、2021年11月19日https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000004202.000005875.html2024年1月6日閲覧 
  7. ^ 『谷口ジロー 描くよろこび』, pp. 122–128, 谷口ジロー発表作品初出誌&単行本データ.
  8. ^ ビジネスジャンプ 2011年(平成23年)07”. まんだらけ通販. まんだらけ. 2024年1月6日閲覧。
  9. ^ ビジネスジャンプ 4/6号 (発売日2011年03月16日)”. Fujisan. 富士山マガジンサービス. 2024年1月6日閲覧。
  10. ^ ビジネスジャンプ 4/20号 (発売日2011年04月06日)”. Fujisan. 富士山マガジンサービス. 2024年1月6日閲覧。
  11. ^ ビジネスジャンプ 2011年07月06日発売号”. Fujisan. 富士山マガジンサービス. 2024年1月6日閲覧。
  12. ^ ビジネスジャンプ 2011年(平成23年)17”. まんだらけ通販. まんだらけ. 2024年1月6日閲覧。
  13. ^ 『描くひと 谷口ジロー』, pp. 256–263, 書誌一覧.
  14. ^ <中古>猟犬探偵(1) / 谷口ジロー(その他サイズコミック)”. 駿河屋. エーツー. 2024年1月6日閲覧。
  15. ^ a b 山本鋼平 (2021年12月8日). “谷口ジロー、稲見一良タッグの隠れた名作「猟犬探偵」を復刻 漫画に縁遠いヤマケイ文庫が目指すもの”. よろず〜ニュース. デイリースポーツ. 2024年1月6日閲覧。
  16. ^ ヤマケイ文庫 猟犬探偵 完全版”. 山と溪谷社. 2024年1月6日閲覧。
  17. ^ Les Enquêtes du limier - Tome 1 - Chien d'aveugle” (フランス語). Bande dessinée. Editions Casterman. 2024年1月6日閲覧。
  18. ^ El sabueso 1” (スペイン語). Ponent Mon. 2024年1月6日閲覧。
  19. ^ 사냥개탐정 1권 세인트 메리의 리본” (朝鮮語). 문학동네. 2024年1月22日閲覧。
  20. ^ Jäger – 1. Witterung aufnehmen” (ドイツ語). Schreiber & Leser. 2024年1月6日閲覧。

参考文献



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「セント・メリーのリボン」の関連用語

セント・メリーのリボンのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



セント・メリーのリボンのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのセント・メリーのリボン (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS