スヤマンタカとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > スヤマンタカの意味・解説 

スヤマンタカ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/10/26 15:40 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動

スヤマンタカ (Syamantaka) は、ヒンドゥー教の主神ヴィシュヌが身につけている宝石で、手首を飾るとされる[1]。もともとはサトラージット(クリシュナの妻サティヤバーマーの父)が太陽神スーリヤから授かったものである[2]

持ち主が善人だとよく守護し、悪人だと滅ぼす力があるとされる[要出典]

サティヤバーマーの求婚者の1人シャタダヌヴァンは、彼女を得られなかった腹立たしさからサトラージットを殺し、スヤマンタカを奪った。しかしクリシュナはシャタダヌヴァンを殺して宝石を取り戻したという[2]

別の話によると、サトラージットはスヤマンタカをクリシュナに奪われることをおそれて弟プラセーナに与えた。しかしプラセーナはライオンに殺された。このライオンをの王ジャームバヴァットが殺し、スヤマンタカを手に入れた。後にこの宝石をクリシュナが欲して、ジャームバヴァットと戦った。彼らは21日間戦い続けたのち、ジャームバヴァットが降参し、宝石とともに娘ジャームバヴァティーをクリシュナに与えたという[3]

脚注

[ヘルプ]
  1. ^ インド神話伝説辞典』, p. 84.(ヴィシュヌ)
  2. ^ a b インド神話伝説辞典』, p. 154.(サトラージット)
  3. ^ インド神話伝説辞典』, p. 177.(ジャームバヴァット)

参考文献




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「スヤマンタカ」の関連用語

スヤマンタカのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



スヤマンタカのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのスヤマンタカ (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS