スドマ川とは? わかりやすく解説

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スドマ川

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/04 16:25 UTC 版)

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スドマ川
水系 ネヴァ川
延長 65 km
流域面積 480 km²
河口・合流先 シィローニ川(ru)
流域 ロシアプスコフ州
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スドマ川(スドマがわ、ロシア語: Судома)はロシアプスコフ州を流れる川である。

長さは65km、流域面積は480km2、シィローニ川(ru)の河口から178kmの地点でシィローニ川左岸に合流する。その後スドマ川の水はシィローニ川を経由してネヴァ川に流れ込む。スドマ川の支流には、河口から14km地点で左岸に流れ込むフメリカ川、30km地点で右岸に流れ込むコヴィリチャ川、51km地点で左岸に流れ込むロコンカ川がある。

川の名前の由来は、審判の儀式の場所という意味だと推測される[1]。なお、現代ロシア語ではСудは裁判を意味する。また、この河川の最も古い入植者はクリヴィチ族と考えられている。1021年にはポロツク公ブリャチスラフが、ヤロスラフ1世の軍に敗れている[2]スドマ川の戦い)。第二次世界大戦中には、この地域でナチス・ドイツ軍と、第三レニングラード・パルチザン旅団 (3-я Ленинградская партизанская бригада)が、Soviet rail war (1942年-1944年)の指揮を執った[3]

出典

  1. ^ Судома History of Pskov and Pskov Oblast
  2. ^ 國本哲男『ロシア原初年代記』166頁
  3. ^ Гора Судома

参考文献

  • В статье использована информация, предоставленная Федеральным агентством водных ресурсов из перечня водных объектов, зарегистрированных в государственном водном реестре по состоянию на 29.03.2009.
  • Daniël Mourad, Patterns of nutrient transfer in lowland catchments (thesis), Faculty of Geosciences, Utrecht University
  • 國本哲男他訳 『ロシア原初年代記』 名古屋大学出版会、1987年。



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