スクリュープロペラの数
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/16 03:01 UTC 版)
「スクリュープロペラ」の記事における「スクリュープロペラの数」の解説
大型船舶や高出力機関を搭載する船舶では、スクリュープロペラの本数は最高で4基に達する。 過去には3基のスクリュープロペラを駆動する貨物船船もあったが、オイルショック以降は航行時の燃費が重視されるようになり、スクリュープロペラ数の削減、スクリュープロペラの大径化、スクリュープロペラ回転数の低減が求められた。 21世紀になってからは、タンカーや貨物船はかなりの大型船であっても通常1基のスクリュープロペラで済ませるケースが多く、回転数も毎分60回以下まで下がっている。一方で製造できるスクリュープロペラのサイズにも限度があり、喫水の制約もあるので、船幅50mを越える場合はスクリュープロペラを2基装備することもある。
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