ジェイムズ・ガスリー (画家)とは? わかりやすく解説

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ジェイムズ・ガスリー (画家)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/08 00:09 UTC 版)

ジェイムズ・ガスリー
James Guthrie
自画像
生誕 1859年6月10日
イギリス,グリーノック
死没 1930年9月6日
イギリス,Dumbartonshire
運動・動向 グラスゴー派

ジェイムズ・ガスリー(James Guthrie, 1859年 - 1930年)は、スコットランド画家。主に風俗画肖像画を描いた。

略歴

ガスリーは1859年にスコットランドのグリーノックで福音派教会(Evangelical Union church)の牧師の息子に生まれた[1]。ガスリーの時代の多くのイギリスの画家はフランスパリで学んだが、ガスリーは国外へは出ないで、生涯のほとんどをスコティッシュ・ボーダーズで過ごした。

作風はフランスの印象派や自然派の画家ジュール・バスティアン=ルパージュの影響を強く受けており、1880年代から1890年代にかけて、ジョセフ・クローホール(Joseph Crawhall)やトーマス・ミリー・ダウ(Thomas Millie Dow)といった画家とともにグラスゴー・ボーイズと呼ばれる後期印象派のグループを形成した。

1888年に王立スコットランド・アカデミーの準会員に選ばれ、1892年に正会員に選ばれた。1902年にジョージ・リード(George Reid: 1841–1913)の後任として王立スコットランド・アカデミーの会長に選ばれ、[2] 翌年、ナイトに叙階された。1920年にベルギー国王から、王冠勲章(Order of the Crown)を受章した。[3][4]

作品

脚注

  1. ^ "GUTHRIE, Sir James". Who's Who. Vol. 59. 1907. p. 748.
  2. ^ "The Royal Scottish Academy". The Times (英語) (36924). London. 13 November 1902. p. 10.
  3. ^ Biography ("Helensburgh heroes")
  4. ^ "No. 32095". The London Gazette (英語). 22 October 1920. p. 10197.

外部リンク

Tate Collection - Sir James Guthrie - テート・ギャラリーの公式サイト[1]内の、ガスリーの作品紹介ページ




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