シャンム・ナシーム
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シャンム・ナシーム (エジプト・アラビア語:شم النسيم、シャンム・ナスィーム、シャム・エルネシーム[1]、シャンム・エルネシーム[2]、シャム・エンニシームなどと表記することもある) は春の始まりを祝うエジプトの休日である。エジプト最大のキリスト教の宗派であるコプト正教会の暦にあわせて、東方教会の復活祭の翌日にあたる日に祝われる。このため、移動祝祭日である。「そよ風を嗅ぐ」ことを意味する祭りであるので、「エジプトの春風祭[3]」「春香祭[1]」などとも言われる。キリスト教徒以外も祝う祭りで、「エジプト人全体の国民的祭日[4]」と見なされている。
- ^ a b c d “<Life around the World> 食べ笑い、外で団欒”. 東京新聞. (2018年4月21日). オリジナルの2019年4月29日時点におけるアーカイブ。
- ^ a b “カイロスタイル”. 日本貿易振興機構. p. 37. 2019年4月29日閲覧。
- ^ 黒田日出男他編『歴史学事典: かたちとしるし』弘文社、1995年、233頁。
- ^ 小島麗逸、大岩川嫩編『「こよみ」と「くらし」―第3世界の労働リズム』アジア経済研究所、1987年、147頁。
- ^ Al Ahram Weekly Archived 2010-10-10 at the Wayback Machine.
- ^ “Easter Day celebration does not contradict Islamic Sharia: Dar al-Iftaa” (英語). Egypt Independent (2019年4月25日). 2019年4月28日閲覧。
- ^ a b c d e “A very ancient Egyptian Easter: Sham El-Nessim - Street Smart - Folk - Ahram Online”. english.ahram.org.eg. 2019年4月28日閲覧。
- ^ “PHOTOS: Egypt's oldest parks - Photo Heritage - Folk - Ahram Online”. english.ahram.org.eg. 2019年4月28日閲覧。
- ^ a b c “‘Renga cake’, latest Egyptian invention ahead of Sham El-Nessim”. EgyptToday. 2019年4月28日閲覧。
- ^ “Breathe in the Spring Breeze: Egyptians mark Sham el-Nessim” (英語). english.alarabiya.net. 2019年4月28日閲覧。
- ^ a b Killgrove, Kristina. “The Curious History Of Easter Eggs From Birth To Burial” (英語). Forbes. 2019年4月28日閲覧。
- ^ Al-Masry Al-Youm (2018年4月8日). “Health Ministry deploys 2134 ambulances for Sham el-Nessim celebrations” (英語). Egypt Independent. 2019年4月28日閲覧。
- ^ “National parks, gardens prepared ahead of Sham el-Nessim celebrations”. EgyptToday. 2019年4月28日閲覧。
- ^ Al Ahram Weekly Archived 2010-10-10 at the Wayback Machine.
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