サラシア属
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/03/04 06:10 UTC 版)
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サラシア属 | |||||||||||||||||||||
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分類 | |||||||||||||||||||||
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学名 | |||||||||||||||||||||
Salacia |
サラシア属(英:Salacia)は、ニシキギ科に属する植物の属である。
概要
サラシア属の植物はつる植物であり、スリランカやインド南部に自生する[1]。
利用
サラシア属のいくつかの植物種が、特にインドにおけるアーユルヴェーダで何千年もの間で伝統的な治療で使用されてきた。根皮の化学成分には、サラシノール、コタラノール及びそれらの配糖体のようなポリフェノールが含まれている。スリランカ産やインド産のS. reticulata(コタラヒムブツ)やS. oblonga(サラシアマルメロ)、タイ産のS. chinensisにもα-グルコシダーゼ阻害作用などの活性が認められる[2]。
種
この属には次のような種が含まれる。
- en:Salacia fimbrisepala
- en:Salacia mamba
- en:Salacia miegei
- en:Salacia oblonga
- en:Salacia petenensis
- en:Salacia reticulata
脚注
- ^ 芳野恭士, 岸由紀乃, 金高隆 ほか、Salacia reticulataの卵アルブミン誘発I型アレルギー反応におけるマウス腹壁血管透過性亢進抑制作用 『日本栄養・食糧学会誌』 2012年 65巻 5号 p.221-227, doi:10.4327/jsnfs.65.221
- ^ 吉川雅之、薬用食物の糖尿病予防成分 『化学と生物』 2002年 40巻 3号 p.172-178, doi:10.1271/kagakutoseibutsu1962.40.172
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