サム・リード (ミュージシャン)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/06 17:23 UTC 版)
サム・リード Sam Reed |
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生誕 | 1935年10月18日 |
出身地 | ![]() |
死没 | 2021年7月7日(85歳没) |
ジャンル | ジャズ |
職業 | ミュージシャン |
担当楽器 | サクソフォーン |
サム・リード(Sam Reed、1935年10月18日 - 2021年7月7日)は、アメリカ合衆国のフィラデルフィアを拠点に活動したテナー・サクソフォーン奏者[1]。
1950年代後半から1960年代初頭にかけてアップタウン・シアターで活動し、当時はR&B、ブルース、ロックンロールが演奏されていたこの会場に、ジャズやリズム&ブルースの公演も加えていった[2]。リードはテディ・ペンダーグラスの音楽監督も務め[2]、1970年代初頭にはギャンブル&ハフのフィラデルフィア・インターナショナル・レコードで「ホーン・コントラクター」を務めた[3]。
ブーツィー・バーンズ、ミッキー・ローカー、ジミー・オリヴァーなど、フィラデルフィアを拠点とする他のミュージシャンとも共演している[4]。
2012年には、ジャズ・ジャーナリスト協会の年間ジャズ・ヒーロー賞を受賞した[2]。
ディスコグラフィ
リーダー・アルバム
- Ready for Reed - Sam Reed Meets Roberto Magris (2013年、JMood) ※with ロベルト・マグリス
参加アルバム
- シルエッツ : "Get a Job" (1958年) ※シングル
- アンバサダーズ : Soul Summit (1969年)
- イントルーダーズ : When We Get Married (1970年)
- ダスティ・スプリングフィールド : 『ダスティから愛をこめて』 - Brand New Me (1970年)
- ローラ・ニーロ & ラベル : 『ゴナ・テイク・ア・ミラクル』 - Gonna Take a Miracle (1971年)
- ビリー・ポール : 『ゴーイング・イースト』 - Going East (1971年)
- テディ・ペンダーグラス : 『タイム・フォー・ラブ』 - It's Time for Love (1981年)
脚注
- ^ "R.I.P. Philadelphia jazz and soul legend Sam Reed" Retrieved 9 July 2021.
- ^ a b c "2012 Jazz Heroes" Jazz Journalists Association. Retrieved 2 May 2013.
- ^ Jackson, John A. (2004) A House on Fire : The Rise and Fall of Philadelphia Soul: The Rise and Fall of Philadelphia Soul, pp. 112-113. Oxford University Press
- ^ "Legends Keeping Alive The Golden Age Of Jazz" Philly.com. Retrieved 2 May 2013.
外部リンク
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