サニタリー‐ボックスとは? わかりやすく解説

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サニタリー‐ボックス【sanitary box】

読み方:さにたりーぼっくす

トイレの隅に置く、女性生理用品などを入れ容器


サニタリーボックス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/15 06:51 UTC 版)

タッチレスタイプのサニタリーボックス

サニタリーボックスとは、トイレの個室ごとに設置されている小さめのごみ箱のことである。また別称として「汚物入れ」という名称も使われ、現在でも広く一般的に使われている。

概要

サニタリーボックスは、おりものシート生理用ナプキンタンポンなどの使用済みの生理用品をそのまま水洗便器に流すと配管を塞栓するため(不溶性)、それらを捨てるために設置されている。 上記のような理由で、女性が使うことが多く、一般的には女性用トイレや男女兼用トイレに設置される。男性用トイレにはあまり設置されていないが、おむつや尿漏れパッドを使用する男性からの要望もあり、設置する動きも出ている[1][2]

また、共同・集合トイレなどではこまめに中身を処理しなければ虫が湧いたり悪臭が生じたりすることもある。また狭い個室のスペースに合わせて、その用途ゆえにあまり目立たないよう小さく作られている物もある。中身を処分する場合は中身が見えないよう黒いポリ袋に移し変えてまとめて燃えるごみとして捨てるのが一般的である。しかし、黒いポリ袋の使用が禁じられている地方自治体もあり、対応に苦慮させられているところもある。

最近は、赤外線センサーが付いており、手をかざすだけで蓋が自動で開閉するものもある[3]。また使用済み生理用品を自動的に圧縮ラミネート密封する製品も開発されている[4]

脚注

関連項目



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