サウス・フェリー駅_(IRT高架線)とは? わかりやすく解説

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サウス・フェリー駅 (IRT高架線)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/04/01 10:13 UTC 版)

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サウス・フェリー駅
South Ferry
ニューヨーク市地下鉄
1931年の駅
駅情報
住所 South Ferry Bus Loop
New York, NY 10004
マンハッタン区
地区 ロウアー・マンハッタン
座標 北緯40度42分05.6秒 西経74度00分49秒 / 北緯40.701556度 西経74.01361度 / 40.701556; -74.01361座標: 北緯40度42分05.6秒 西経74度00分49秒 / 北緯40.701556度 西経74.01361度 / 40.701556; -74.01361
ディビジョン AディビジョンIRT
運行系統 IRT2番街線
IRT3番街線
IRT6番街線
IRT9番街線
構造 高架駅
ホーム数 島式ホーム2面
線路数 4線
その他の情報
開業日 1877年4月5日(142年前) (1877-04-05
廃駅日 1950年12月22日(69年前) (1950-12-22
次の停車駅
北側の隣駅 ハノーバー・スクエア駅(2・3番街線)
バッテリー・プレイス駅(6・9番街線)
南側の隣駅 (終点)

サウス・フェリー駅 (South Ferry) はマンハッタン区ロウアー・マンハッタンバッテリー・パークに隣接して存在していたIRT2番街線3番街線6番街線9番街線の廃駅である。

駅はバッテリー・マリタイム・ビルディングホワイトホール・ターミナルの両フェリーターミナルのすぐそばに位置し、島式ホーム2面と2・3番街線共用線路2線、6・9番街線共用線路2線を有した2面4線の構造であった。2・3番街線の隣駅はハノーバー・スクエア駅、6・9番街線の隣駅はバッテリー・プレイス駅である。

駅は1877年4月5日に9番街線のターナミル駅として島式ホーム1面2線で開業した。その後1878年8月26日に3番街線が開業し、駅構内は両線共用として駅北側で9番街線に合流していた。しかし、列車の本数が増えた結果2路線の列車を現状の設備で捌くことが困難となったため、1879年3月に2面4線の廃止時の構造の駅に造り替えた。なお、この時開業時の1面2線の駅の隣にもう1つ1面2線の駅を置くのではなく、開業時の駅を解体し新しい駅を建設している。後に2番街線が3番街線に、6番街線が9番街線に乗り入れる形で当駅まで列車を直通させている。1919年には駅で火災が発生しホワイトホール・ターミナルにも損傷を与えている[1][2]:55

地下鉄の路線が充実してくると高架鉄道の乗客数は減少の一途を辿った。6番街線は地下鉄IND6番街線の建設のため1938年12月4日に廃止。9番街線も地下鉄IND8番街線の開通によって乗客が減少し1940年6月11日に廃止。2番街線は地下鉄IND2番街線の建設のため1942年6月13日に廃止。3番街線も当駅 - チャタム・スクエア駅間が1950年12月22日に廃止され、それと同時に当駅も廃止となった。現在はIRTブロードウェイ-7番街線BMTブロードウェイ線サウス・フェリー/ホワイトホール・ストリート駅がこの地区へのアクセスを担っている。

脚注

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外部リンク

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