コンクリーション
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/03/04 00:27 UTC 版)
コンクリーション(英: Concretion)は、堆積物の砕屑粒子間の隙間に鉱物が析出・充填することによって凝結したものを指す。いわば"天然のセメント"である。通常、球形あるいは卵形だが、不規則な形状になっていることもある。「ノジュール(団塊)」と区別されないで用いられていることもあるが、本来、ノジュール(nodule)とは、周囲とは異なる鉱物の球状塊のことで、堆積岩中のものとは限らない(例えば、かんらん岩ノジュール)。18世紀頃から地質学的な記録があり、恐竜の卵、動植物の化石、地球外物質あるいは人工物ではないかと考えられていた。
- ^ Yoshida et al. 2018.
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- ^ “On Earth, as it is on Mars? Nature 429, 707–708 (2004)”. Nature. 2017年12月31日閲覧。
- 1 コンクリーションとは
- 2 コンクリーションの概要
- 3 参考文献
- 4 外部リンク
- コンクリーションのページへのリンク