コロンバス (自転車メーカー)とは? わかりやすく解説

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コロンバス (自転車メーカー)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/05/31 01:47 UTC 版)

コロンバス
GRUPPO SRL - Divisione Columbus.
種類 SRL英語版ドイツ語版スペイン語版イタリア語版
本社所在地 イタリア
20090
ロンバルディア州ミラノ県セッターラ
設立 1919年
資本金 10万ユーロ
関係する人物 Angelo Luigi Colombous
外部リンク http://www.columbustubi.com/
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コロンバスColumbus )はイタリアのチューブ(鋼管)メーカーである。製品はモト・グッツィフェラーリのスチールフレームにも使用されていた。自転車のフレーム素材としてアルミニウムやカーボンが主流になるに連れアルミチューブやカーボンチューブも多数発売している。2010年現在は自転車フレームも製造している。

歴史

  • 1919年 - 創業。
  • 1931年 - シームレスパイプの製造に成功し、飛行機、自動車、オートバイ、自転車と広く使われるようになった。
  • 1977年 - 自転車部門が独立。

製品

  • SL - スチールバテットチューブ。SLX発売以前の最上級品でデ・ローザ等高級自転車に多用された。厚さは0.9-0.6-0.9mm。
  • SLX - スチールバテットチューブ。1985年発売。材質は通常のクロームモリブデンとは違い、オムニクロムという素材。引張強度が1300N/mm2と通常のクロモリの約2倍の強さを誇ります。最大の特徴はインナースパイラル構造。内部に5本のスパイラル状のスプラインが入ることで剛性を上げている。厚さは0.9-0.6-0.9mm。
  • MAX - 断面が楕円形のパイプ。材質はコロンバス独自のニバクロム。厚さは0.7/0.4/0.7〜0.8/0.5
  • XCr - 素材はステンレス。溶接は銀ロウで行うが非常に高い技術が必要で、コロンバスから認定されないと製造が許されない。厚みは0.6/0.4/0.6〜0.7/0.5
  • CROMOR - コロンバスの中では低価格クロモリ製品。オーダーフレームというよりは量産車向け。肉厚なダブルバテットであるがゆえに丈夫で気軽に扱える。

外部リンク

公式ウェブサイト

参考文献

  • 『クロモリロードバイク: 鉄ロードのすべてがわかる』CV枻出版社〈エイムック 2001〉、2010-0810。ISBN 9784777916740 


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