ケルダールフラスコ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/08 03:16 UTC 版)
ナスフラスコの首を長くした形状のフラスコであり、内部で薬品を分解したり、反応を起こす際に用いるのに適している。またケルダール法による窒素定量にも用いる。ケルダール法では、最初に試料を濃硫酸や分解促進材と混ぜ、加熱し有機物を分解するのに用い、加熱分解後に放冷してそのまま蒸留装置へ組み込む事が出来る。なお、前処理等でこの様に分解処理を行う事はケルダール分解と呼ばれる事もある。
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