K's cinema
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/01/26 05:47 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動K's-cinema ケイズシネマ |
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情報 | |
旧名称 | 新宿昭和館 |
完成 | 2003年 |
開館 | 2004年3月6日 |
収容人員 | 84人 |
客席数 | 84 |
用途 | 映画上映 |
運営 | 昭和興業株式会社 |
所在地 | 東京都新宿区新宿3丁目35-13 SHOWAKAN-BLD3 |
アクセス | JR新宿駅 東南口より徒歩3分、東口より徒歩5分 東京メトロ新宿三丁目駅より徒歩2分 |
K's-cinema(ケイズシネマ)は、東京都新宿区三丁目にあるミニシアターである。定員は84席。
歴史
新宿昭和館の跡地にSHOWAKAN-BLD.(昭和館ビル)が新築され、同ビル3階入居のミニシアターとして2004年3月6日にオープン[1]。映画館入居はビルのオーナーからの“どんな形でも良いから映画館だけは存続させていきたい”との要望だった[2]。館名の「K」はオーナーの名前の頭文字から取られている[3]。デザイナーズブランドを取り入れたロビー、十分なスペースを確保した女性トイレなど、任侠映画専門上映館であった新宿昭和館とはがらりと趣向を変え女性目線でデザインされ、オープン当初は女性映画の専門館とする案もあった。その後メジャー配給会社が手掛けないアジア映画、ドキュメンタリー作品[4]など独自のプログラムを組む。2010年からはミニシアター系といわれる作品がシネマコンプレックス館に流れていったこともあり、自主製作映画、インディーズ映画を積極的にかけ、2018年にヒットした映画『カメラを止めるな!』の上映第1号館だったことから以降は“インディーズ映画の聖地”とも 呼ばれるようになる[3]。『カランコエの花』(2019年)[5]も同様に当館上映から全国へと拡大公開した。
2018年からは毎年年末に「東京ドキュメンタリー映画祭2018」を開催するなど企画・特集上映も積極的に行っている。
脚注
- ^ “vol.02 新宿K's CINEMA(ケイズシネマ)|違いのわかる映画館”. レッツエンジョイ東京. 2016年9月4日閲覧。
- ^ “K's cinema”. 港町キネマ通り. 2020年1月26日閲覧。
- ^ a b “『カメ止め』ブームの震源地、K's cinemaはインディーズ映画の聖地!”. ぴあ (2018年12月16日). 2020年1月26日閲覧。
- ^ “【Interview】『特集、ドキュメンタリー。』新宿K’s cinema 酒井正史さん、家田祐明さんインタビュー | neoneo web” (日本語) (2013年11月9日). 2020年1月26日閲覧。
- ^ “『カメ止め』が道を開いた!広がるインディーズ映画の可能性”. キネマ旬報 (2019年3月12日). 2020年1月26日閲覧。
外部リンク
- K's cinema 公式サイト
- K's cinema(港町キネマ通り) - 2003年7月取材
- ケイズシネマのページへのリンク