クロティルダ (西ゴート王妃)とは? わかりやすく解説

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クロティルダ (西ゴート王妃)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/03 02:22 UTC 版)

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クロティルダ
Clotilda
西ゴート王妃
在位 526年 - 531年

出生 500年頃?
死去 531年
埋葬 フランク王国パリ
配偶者 西ゴートアマラリック
子女 不明[1]
家名 メロヴィング家
父親 フランククローヴィス1世
母親 クロティルダ
宗教 ローマ・カトリック
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クロティルダまたはクロティルド(Clotilda, Clotildeまたはラテン語でChrodechildis, 500年頃? - 531年)は、フランク王国の王女で、西ゴートアマラリックの王妃。

生涯

フランク王クローヴィス1世と王妃クロティルダとの間の娘。526年に西ゴート王アマラリックに娶られるも、クロティルダはカトリックを、アマラリックと西ゴート族アリウス派を信仰していた。このためアリウス派への改宗を拒み、信仰のためなら処刑されてもかまわないと身内にこぼしていたという。

これが引きがねとなり、531年に兄キルデベルト1世と夫アマラリックの間で戦争となる。アマラリックが敗北し、クロティルダはフランク軍とともに帰国することになったが、道中で急死し、パリに埋葬された。没年齢は30歳前後。

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ 後の西ゴート王アタナギルドとレオヴィギルド双方の正妃となったゴイスウィンタはクロティルドの夫アマラリックの娘であるという説がある。母がクロティルドとも言われるが、記録上クロティルドに子供がいたことは確認できない。ゴイスウィンタの出自についてはヴァンダル王国第5代国王ヒルデリック英語版の孫娘、もしくはヒルデリックの親族(甥か)ホアメルの娘との異説も存在する。現代の歴史家の中にはゴイスウィンタが西ゴート王家のバルト家に属する人物であることを示唆する者もいる。

参考文献

  • Riché, Pierre, Dictionnaire des Francs: Les temps Mérovingiens. Eds. Bartillat, 1996. ISBN 2-84-100008-7



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