クライ・ベイビー (曲)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/25 07:35 UTC 版)
「Cry Baby」 | |
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Garnet Mimms and the Enchanters の シングル | |
初出アルバム『Cry Baby』 | |
リリース | |
規格 | 7インチ・シングル盤 |
ジャンル | ソウル、ブルース |
時間 | |
レーベル | ユナイテッド・アーティスツ(United Artists) |
作詞・作曲 | バート・バーンズ(Bert Berns) ジェリー・ラゴヴォイ(Jerry Ragovoy) |
プロデュース | バート・バーンズ |
「クライ・ベイビー」 (Cry Baby) は、バート・バーンズとジェリー・ラゴヴォイが共作した楽曲である。1963年にガーネット・ミムズ・アンド・ジ・エンチャンターズにより発表された。1970年に急死したロック歌手のジャニス・ジョプリンの遺作として1971年に発表されたカバーも有名になった。
オリジナル
ミムズのグループのオリジナル盤は1963年にユナイテッド・アーティスツのレーベルからリリースされ、R&Bチャートで首位に立ち、Billboard Hot 100 のチャートでも最高4位まで上昇した[1]。同曲のヒットは、1960年代におけるアレサ・フランクリンやオーティス・レディングなどのソウル系のヒットに途を拓いた[2]。
先代 「(Love Is Like A) Heatwave」Martha & The Vandellas |
(1回目) Billboard Hot R&B Singles number-one single 1963年10月12日 |
次代 「Part Time Love」Little Johnny Taylor |
先代 「Part Time Love」Little Johnny Taylor |
(復帰) Billboard Hot R&B Singles number-one single 1963年10月26日 - 1963年11月2日 |
次代 「It's All Right」 The Impressions |
ジャニス・ジョプリンによる歌唱
「クライ・ベイビー」 | ||||||||
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Janis Joplin and Full Tilt Boogie Band の シングル | ||||||||
初出アルバム『パール(Pearl)』 | ||||||||
A面 | クライ・ベイビー (Cry Baby) | |||||||
B面 | ベンツが欲しい(Mercedes Benz) | |||||||
リリース | ||||||||
規格 | 7インチ・シングル盤 | |||||||
録音 | 1970 | |||||||
ジャンル | ブルースロック | |||||||
時間 | ||||||||
レーベル | コロムビア・レコード(Columbia) | |||||||
作詞・作曲 | バート・バーンズ(Bert Berns) ジェリー・ラゴヴォイ(Jerry Ragovoy) |
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プロデュース | ポール・A・ロスチャイルド(Paul A. Rothchild) | |||||||
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ジャニス・ジョプリンは1970年9月にポール・A・ロスチャイルドのプロデュースによりアルバム『パール』の録音を開始したが、彼女は完成前の10月4日に急死し、同アルバムは1971年1月に遺作として発表された。シングルカット[3]された「クライ・ベイビー」は彼女がよく取り上げていたレパートリーであり、ブルースロックのスタイルで演奏されている。シングル盤のB面には、「ベンツが欲しい (Mercedes Benz)」が収められた。
ジョプリン版は「クライ・ベイビー」の録音としては最も広く知られたものとなっている。今日ではジョス・ストーン、アリソン・イラヘタ(Allison Iraheta)、ルージャ・マグドルナなど、他のアーティストたちによっても演奏されている[4]。
出典・脚注
- ^ Whitburn, Joel (2004). Top R&B/Hip-Hop Singles: 1942-2004. Record Research. p. 403
- ^ Garnet Mimms at allmusic
- ^ “Discogs”. 2025年5月25日閲覧。
- ^ Pearl[リンク切れ] at Joplin's official site
外部リンク
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