クエン酸カリウム・クエン酸ナトリウムとは? わかりやすく解説

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クエン酸カリウム・クエン酸ナトリウム

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/05 06:17 UTC 版)

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クエン酸カリウム・クエン酸ナトリウム
成分一覧
クエン酸カリウム 痛風治療薬、アルカリ化薬
クエン酸ナトリウム 痛風治療薬、アルカリ化薬
臨床データ
販売名 ウラリット−U配合散/ウラリット配合錠
投与方法 経口
識別
PubChem SID: 17398307
KEGG D05624  
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クエン酸カリウム・クエン酸ナトリウム(クエンさんカリウム・クエンさんナトリウム)配合剤は、酸性に傾いた血液または尿のpHを是正する医薬品である[1]クエン酸カリウム英語版クエン酸ナトリウムをほぼ等モルずつ含む。経口投与で用いられる。

効能・効果

  • 痛風ならびに高尿酸血症における酸性尿の改善
  • アシドーシスの改善

有効性

酸性尿の改善については有効率94.2%(387/411)、

アシドーシスの改善については有効率89.7%(113/126)であった[2]:11

禁忌

ヘキサミン尿路感染症治療薬)の効果を減弱するので、使用中の患者には投与出来ない。

副作用

重大な副作用として、高カリウム血症(0.21%)が知られている。

歴史

クエン酸カリウム:クエン酸ナトリウム = 1:1 の混合製剤は1965年にドイツで開発され、電解質バランスに影響を及ぼさず、また長期保存可能な製剤として用いられ始めた[2]:1後、オーストリアで1966年に、スイスで1967年に販売開始された[2]:30

日本では1988年に散剤が、1992年に錠剤が承認された[2]:1

参考資料




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