ギリシア神話の中のメガラ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/15 15:17 UTC 版)
ギリシャ神話によれば、アテーナイ王パンディーオーンは、内乱が発生した際にメガラーに亡命した。メガラー王ピュラースの娘ピュリアーと結婚し、のちにピュラースから国を譲られてメガラーを支配した。パンディーオンはメガラーで没したが、その後パンディーオンの4人の息子たち(アイゲウス、パラース、ニーソス(英語版)、リュコス)がアテーナイを奪回し、アッティカを4人で分割した。メガラーを支配することになったのはニーソス(ニューソスとも)である。ニーソスには3人の娘がおり、長女エウリュノメーは海神ポセイドーンとの間に英雄ベレロポーンを生んだとされる。次女イーピノエーはメガレウス (Megareus of Onchestus) の妻となった。 クレータの王ミーノースがアテーナイとメガラに戦争を仕掛けたとき、ニーソスの末娘のスキュラは、敵将のミーノース王に恋をし、父と祖国を裏切ったものの、その行為を嫌悪したミーノースは彼女を拒絶したと伝えられている。
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