ガールズラブとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 日本語表現辞典 > ガールズラブの意味・解説 

ガールズラブ

女性同士恋しあったり性的な関係を持ったりする様子や関係を指す語。主にマンガアニメジャンル趣向分類する語として用いられる「百合」百合関係」「レズ物」などとも言う。

百合 (ジャンル)

(ガールズラブ から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/07 09:54 UTC 版)

百合(ゆり)は、女性の同性愛のこと。また、それを題材とした創作物ジャンルである。ガールズラブ英語: girls' love、GL)とも呼ばれる。


注釈

  1. ^ 『コミック百合姫』等の百合専門誌に掲載された作品や、『百合作品ファイル』『百合の世界入門』(玄光社 2016年10月)での百合作品紹介では、女性同性愛とはいえない友愛・友情の作品の多くも百合作品として扱われている。
  2. ^ 『薔薇族』46号より不定期に掲載。伊藤が50号で百合族=女性同性愛者の意図を表明した後もコーナーとしては女性同性愛者には限らず女性読者全般の投稿が掲載されていた。
  3. ^ 『百合天国』(大都社 2003年10月)編集後記には「後年“百合元年”と呼ばれるのではないかと思えるくらいに、今年は“百合”がブームとなり」と記されている。
  4. ^ 1996年から1999年に発売された定期発行の読みきりと連載作品メインのコミック誌。百合を大人の女性による格調高い恋愛として扱った物語が多い。女性と女装美少年(常に女装していても恋の対象は女)との女装百合(女装レズ)を上品できれいに描く作品も連載されていた。
  5. ^ 詳細は『やおい#論考』を参照。

出典

  1. ^ a b c d e f g h i j k l m 『百合作品ファイル』一迅社(2008年8月14日) ISBN 978-4758070157
  2. ^ a b 『映画と身体/性』所収 「百合」と「レズ」のはざまで 溝口彰子 森話社 (2006年10月) ISBN 978-4916087683
  3. ^ ダ・ヴィンチ』2009年9月号、p.196
  4. ^ a b 赤枝香奈子 著「百合」、井上章一 他 編『性的なことば』講談社〈講談社現代新書〉、2010年1月20日、277-286頁。 
  5. ^ 「いま気にかかっているのは少年愛のこと」ゲイ雑誌『薔薇族』の初代編集長(2/2ページ) | ニコニコニュース アーカイブ 2012年3月16日 - ウェイバックマシン レズビアンの人たちのことを「百合族」というのは、僕が考えました。百合はほら、ナルシシズムの象徴だから。
  6. ^ a b The Sexual and Textual Politics of Japanese Lesbian Comics Reading Romantic and Erotic Yuri Narratives 長池一美
  7. ^ 「少女」の社会史 今田絵里香 勁草書房 (2007年2月17日) ISBN 978-4326648788
  8. ^ a b c d e f g h i 藤本由香里 『私の居場所はどこにあるの?』学陽書房1998年 ISBN 978-4313870116
  9. ^ a b 『美少女の逆襲―蘇れ!!心清き、汚れなき、気高き少女たちよ』唐沢俊一 ネスコ (1995年7月) ISBN 978-4890368945
  10. ^ 『考証 少女伝説―小説の中の愛し合う乙女たち』大森郁之助 有朋堂 (1994年6月) ISBN 978-4842201771
  11. ^ 『完全復刻版 パリ―東京・さくら並木』高橋真琴 小学館クリエイティブ; 復刻版 (2006年6月) ISBN 978-4778030230
  12. ^ a b c 押山美知子 『少女マンガジェンダー表象論』彩流社 (2007/03)ISBN 978-4779112447
  13. ^ 『レズビアンの歴史』リリアン・フェダマン著 富岡明美、原美奈子 訳 筑摩書房 1996年 ISBN 978-4480857330
  14. ^ 福原ヒロ子『花がたり』に収録
  15. ^ https://www.seikaisha.co.jp/information/2020/10/04-post-escalation.html
  16. ^ a b 熊田一雄 『男らしさという病?―ポップ・カルチャーの新・男性学』 風媒社、2005年、76頁。 ISBN 978-4833110679
  17. ^ 美少女がいっぱい! 若者がハマる「マリみて」ワールドの秘密”. 2012年7月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年7月17日閲覧。
  18. ^ 「りぼん」に百合マンガってアリなの? ついに“小学生向け”も登場した百合市場の一線はどこで引く?[リンク切れ]
  19. ^ 『相棒』 Season2 第5話 「蜘蛛女の恋」、『古畑任三郎』EPISODE24/「しばしのお別れ」ほか
  20. ^ 社是と履歴
  21. ^ アメリカの百合マンガ専門出版社ALC Publishingの作品が、京都国際マンガミュージアムに正式寄贈
  22. ^ 宇野常寛5章「空気」と擬似同性愛的コミュニケーション 6 「空気系」とセクシュアリティの攪乱」『政治と文学の再設定』 集英社WEB文芸RENZABURO(2011年6月3日)
  23. ^ 『男らしさという病?―ポップ・カルチャーの新・男性学』80-83頁。
  24. ^ 『秘密の花園 Lesbian Collection』 https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000001953271-00
  25. ^ 『華田君の事情』麻菓るいり(掲載作収録&言及) ISBN 978-4893673350
  26. ^ 『LOVEゆり組 まんがハウス1991年12月号増刊』雑誌コード 18400-12
  27. ^ 『女はポルノを読む』守如子 青弓社 (2010年2月) ISBN 978-4787233103
  28. ^ 『comicリリィ』Vol.1 ISBN 978-4938343705
  29. ^ 『百合少女』 ISBN 978-4774730233
  30. ^ 『ピュア百合アンソロジー ひらり、』 Vol.1 ISBN 978-4403670916
  31. ^ 『Girls Love』 ISBN 978-4758071352
  32. ^ 『紅百合』 ISBN 978-4799001721
  33. ^ 『百合缶Feuille』 ISBN 978-4047276345
  34. ^ 『百合アンソロジー dolce』 ISBN 978-4047281592
  35. ^ 『Sis―秘密の恋心―』 ISBN 978-4334807894
  36. ^ 『百合☆恋 Vol.1』 ISBN 978-4799003268
  37. ^ 『彩百合 Vol.1』 ISBN 978-4799003701
  38. ^ 『L Ladies & Girls Love Vol.1』 ISBN 978-4799006665
  39. ^ タチ、平尾アウリら参加の百合アンソロ「SAKURA」1巻”. コミックナタリー (2014年1月27日). 2014年1月31日閲覧。
  40. ^ 『ユリボン』 ISBN 978-4344833036
  41. ^ 『メバエ Vol.1』 ISBN 978-4785952761
  42. ^ 『キマシ!』 ISBN 978-4758074674
  43. ^ 『Lガールズ Vol.1』 ISBN 978-4799008539
  44. ^ 『エクレア あなたに響く百合アンソロジー』 ISBN 978-4048924320
  45. ^ 『シロップ 社会人百合アンソロジー』 ISBN 978-4-575-85309-4


「百合 (ジャンル)」の続きの解説一覧


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ガールズラブ」の関連用語

ガールズラブのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ガールズラブのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
実用日本語表現辞典実用日本語表現辞典
Copyright © 2024実用日本語表現辞典 All Rights Reserved.
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの百合 (ジャンル) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS