カール・アウグスト・フォン・トゥルン・ウント・タクシスとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 固有名詞の種類 > 人名 > 実業家 > 貴族 > トゥルン・ウント・タクシス家 > カール・アウグスト・フォン・トゥルン・ウント・タクシスの意味・解説 

カール・アウグスト・フォン・トゥルン・ウント・タクシス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/11 04:44 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動
カール・アウグスト・フォン・トゥルン・ウント・タクシス
Karl August von Thurn und Taxis
トゥルン・ウント・タクシス家家長
少年時代のカール・アウグスト(左)と兄のフランツ・ヨーゼフ、1910年頃
在位 1971年 - 1982年

出生 (1898-07-23) 1898年7月23日
ガラーツハウゼン城
死去 (1982-04-26) 1982年4月26日(83歳没)
レーゲンスブルク
埋葬 ザンクト・エメラム修道院宮殿墓所
配偶者 マリア・アンナ・デ・ブラガンサ
子女 クロティルデ
マファルダ
ヨハネス
アルベルト
家名 トゥルン・ウント・タクシス家
父親 トゥルン・ウント・タクシス侯アルベルト
母親 マルガレーテ・クレメンティーネ・フォン・エスターライヒ
テンプレートを表示

カール・アウグスト・プリンツ・フォン・トゥルン・ウント・タクシス(Karl August Prinz von Thurn und Taxis, 1898年7月23日 - 1982年4月26日)は、ドイツの貴族、実業家。トゥルン・ウント・タクシス侯爵家ドイツ語版家長(1971年 - 1982年)。全名はカール・アウグスト・ヨーゼフ・マリア・マクシミリアン・ラモラル・アントニウス・イグナティウス・ベネディクトゥス・ヴァレンティン (Karl August Joseph Maria Maximilian Lamoral Antonius Ignatius Benediktus Valentin Prinz von Thurn und Taxis)。

生涯

トゥルン・ウント・タクシス侯アルベルトとその妻でオーストリア大公ヨーゼフ・カールの娘のマルガレーテ・クレメンティーネの間の三男としてガラーツハウゼン城に生まれ、ヴュルツブルク大学で学んだ。1921年8月18日、ポルトガル王位請求者ミゲルの娘マリア・アンナと結婚した。カール・アウグストの兄フランツ・ヨーゼフと、マリア・アンナの姉イサベル・マリアもその前年に結婚していた。カール・アウグストは結婚後、レーゲンスブルクで一族の経営する企業のうち農業部門の経営を任された。

カール・アウグストはナチス・ドイツに徹底して敵対姿勢をとり、ナチ党の権力掌握後も自分の子供たちがヒトラーユーゲントに加入することを禁じていた。こうした反ナチス的な態度が災いし、1944年から1945年までランツフートゲシュタポ監獄に収容されている。

1971年に兄フランツ・ヨーゼフが亡くなると、73歳のカール・アウグストがトゥルン・ウント・タクシス家家長を引き継いだ。家長となったカール・アウグストは、トゥルン・ウント・タクシス家の家産のうちの農業部門と森林部門の近代化に努め、使用人や家内企業の従業員のための住宅を作った。また、兄フランツ・ヨーゼフが進めていたトゥルン・ウント・タクシス家の文化遺産の保護活動も続けた。

1982年にレーゲンスブルクで亡くなり、ザンクト・エメラム修道院宮殿の墓所に葬られた。

子女

妻マリア・アンナとの間に2男2女の4人の子女をもうけた。

先代:
フランツ・ヨーゼフ
トゥルン・ウント・タクシス家家長
1971年 - 1982年
次代:
ヨハネス




固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「カール・アウグスト・フォン・トゥルン・ウント・タクシス」の関連用語

カール・アウグスト・フォン・トゥルン・ウント・タクシスのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



カール・アウグスト・フォン・トゥルン・ウント・タクシスのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのカール・アウグスト・フォン・トゥルン・ウント・タクシス (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS