カルロ・カッラとは? わかりやすく解説

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カルロ・カッラ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/08 19:45 UTC 版)

カルロ・カッラ
Carlo Carrà
誕生日 1853年8月11日
出生地 イタリア,クアルニェント
死没年 1966年4月13日
死没地 イタリア,ミラノ
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カルロ・カッラ(Carlo Carrà, 1881年2月11日 - 1966年4月13日)は、イタリア未来派および形而上絵画画家イタリアクアルニェント生まれ。

カルラ表記も存在する(学研現代新百科事典2 1965年刊など)。

来歴・人物

1904年、ミラノのブレラ美術アカデミー(Accademia di Brera)に入学し、チェーザレ・タッローネに学んだ。

1910年ウンベルト・ボッチョーニジャコモ・バッラルイジ・ルッソロジーノ・セヴェリーニとともに「未来派絵画技術宣言」に署名。その後、未来派を離れ、プリミティブ絵画を描く。

1916年ジョルジョ・デ・キリコと接して、形而上絵画を描くようになる。のち、形而上絵画というアイデアを巡って、デ・キリコと対立することとなる。

1919年、「造形的価値」のグループに参加。

1920年代には、ルネサンス絵画のジョットに学び古典的な具象に回帰した。

なお、カッラのレゾネ(全3巻)を見ると、第1巻の終わりから第2巻・第3巻にかけてはすべて古典的な作品であり、古典的な作品が大半であることがわかる。

参考文献

  • Carrà: Tutti l'opera pittorica, .Edizioni dell'Annunciata; Edizioni della Conchiglia, Milano, 1967

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